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- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061590830
作品紹介・あらすじ
本書では、これまで異口同音に語られてきた単調で理想化されすぎるルネサンス像を退け、もっと人間くさい歴史像を「現代」というフィルターを通して考察、その華やかな時代の光の部分のみならず陰の部分にも焦点をあてて、総合的にルネサンスを捉えた。最新の知見に基づく待望のルネサンス論。
感想・レビュー・書評
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そもそもルネッサンスの定義自体がバッチリ決まっていないということに驚いた。
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イタリアルネサンスのみならず北方ルネサンスまでを社会的側面から解説した。
宗教改革やペストの流行、大航海時代という3つの要素が絡まりあう上でルネサンスという戦国時代の幕があけたのを改めて整理することができた。
芸術的な様式や芸術家に関する側面は薄く、主にルネサンス芸術を支えることになったパトロンや商業的な面、社会背景の変化などにスポットライトが当てられていたように感じる。 -
ルネサンス音楽を勉強する一環で買いました。同時代の学問、文化等を総合的に捉えた論で、頭の悪い自分は音楽と美術以外さっぱりついていけなかったです
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