クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.71
  • (1077)
  • (908)
  • (2093)
  • (75)
  • (14)
本棚登録 : 7452
感想 : 947
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822337

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 友人に勧められて読んだ本。
    こんなすごい作家がいたなんて。
    読み終わってから2回目を読むと、なお面白い。

  • 作者の密室事件好きがよく分かる作品。私も密室事件好きなのですぐホイホイされました。友人が面白いよって進めてくれたので読んでみてすぐにハマりました。推理小説は色々考えながら読むのが楽しいと個人的に思っているのですがそういう点では多分この人が犯人かな〜ていうので当たってしまったからか推理の点ではあまり魅力はなかったのですが出てくるキャラクターが面白くて読みました。話自体は淡々としてる印象でいままでの推理小説とあまり変わらない気がしました。でもキャラクターがあそこまで個性的だと引き込まれずにはいられません。

  • 西尾維新の衝撃のデビュー作。
    ミステリ物、という感じでつくられていますが、
    この後どんどん展開していく物語の重要人物がたくさん出てきてます。
    なんだかどんな話なのかよくわからないまま読んでしまいましたが、
    青といーちゃんの思いあう気落ちがぐっときて、謎解き最後はドキドキしました。

  • 最初は登場人物が「どこのラノベだよ」って感じで(別にラノベが嫌いなわけじゃなく今までこういうタイプの講談社ノベルス読んだことなかったから)若干受け付けないかな、とも思ったけど、話の展開は結構面白かった。

  • 感想としては。
    「分厚!」
     っていうのが、見た目のインパクトとして一つ。

     そして、読み始めて一番最初に思ったのが。
    「名前が読みにくい……」(苦笑)

     いや、なんか、ちょっと前に、ツイッタで「中二病的名前は何か?」的なことを某方が呟いていたのを、ついつい連想してしまって。
    「うーん……」って、なってしまった。
     いやまぁ、現実でも、中二病的な名前がごろごろしてる時代であるのは、よく知ってるんですけど(読めない名前の方が多い)
     でも、読めないものは読めん(笑)

     でもって。

     友が、女の子だったことにびっくりする……(ぇ)。

     あかんな、脳内がよからぬ方向に傾いているようだ……(待て)
     なんかなー。
    「髪が長い」とかいう描写とかあったのに、言葉遣いとか、なんか、いろいろな要素で、僕は彼女を男だと思い込んでいたようで、ちょっとびっくりした。
     まぁ、あれだ。
     主人公との組み合わせによる、好みの問題だよね!(待て)

     いえ、おにゃにょこでも、充分に話にはトキメけますが……。


     で。
     読んでて思ったことは……

     む、難しい……。

     主人公のキャラを掴むのがまず、めんどくさい(ぇ)。
     つぅか、主人公がめんどくさい。
     そして、回りの人間の能力がめんどくさい。

     んで、推理の結果が出るまでが、また、めんどくさい。

     そして、推理の結果が全て出た後に、また、めんどくさいことが待ち受けている。
     確かにそれは、僕の気になっていたことなんだけれども。
     自分の足元、全てが覆されるような気分に陥らされた。
     一旦、蹴りがついたと思ったことが、全部、壊された気分w(いや、実際にそうなんだろうけど)

     まぁ、でも、これきっとあれだよ。
     このめんどくささがきっと、快感なんだよ(ぇ)。
     つか、アレだ。

     この話って、シリーズ物の最初みたいだから、回収してない伏線もいっぱい転がってて。
     主人公の過去だとか、背後関係だとか、いろいろ伏せられてる部分もあるから、はっきりしなくて困っちゃう部分もあるんだよね。
     だから、その辺りに、微妙にイライラして、更にめんどくささが募る訳だ。

     でも、それわかっちゃったら、つまらないよねー。
     何となく、断片はいっぱい出てきてるけど。

     とりあえず、書いてることが、皮肉と分かりにくい皮肉の応酬の塊みたいで。
     誰にも、感情移入できないままに、振り回されて物語が終わった感がある(笑)

     でも、だからといって、いやなのかというと、そんなわけもなく……。

     あー……、眠たいから、文章がめちゃくちゃだね。

     なんと表現していいのか、微妙だ。
     最終的な結論は、この本だけでは避けたい感じかなー……。

     答えを探求するために、続きの本を買うべきなのか。
     それとも、それをやると、ドツボにハマるのがわかっている以上、そのリスクを避けて、そのままにしておいた方がいいのか……。
     迷うね(笑)

     誰かが、どっちかに背中を押してくれたら、そっちに転がれそうな感じです。
     何とも判断が着かない。



     あ。
     でも、今、気が付いた。
     これって、タイトル、壮大なネタバレじゃねーか!(ガタン

     ……gkbr

  • 最初の数行で全身に電撃が走るような衝撃を受け、気がついたら読み終わってしまいました。
    未だにこの本を開いてから最初の数行で、全身に電撃が走るような衝撃を受けます。

  • 再読。

  • 装填のマンガを観るとキャラクター物かと思ったが、それなりに引き込まれる人物設定、ストーリーだった。難を言えば、殺人を起こさなければならない背景が今ひとつ理解できず、モヤモヤした読後感であった。

  • 屁理屈並べた世界観。つまり戯言。

    戯言遣いの主人公が一人称で語る。
    あらゆるジャンルの天才達が孤島に集い、
    クビキリ死体に遭遇する話。
    世にも名高い西尾維新先生はどんなものかと手にとった。

    半分までよんで、ふと、
    これって一足飛びにオチ読んでもいいんじゃない?
    それでも成り立つ種類のエンターテイメントだよね、と気が付き、
    すっとばしました。

    毎回メフィスト賞はひねくれているなあ。

  • 西尾維新の入門編にして完成形…とまではいかないにしても西尾維新という小説家の要素をほぼ全て感じ取ることができる。クビキリサイクルが肌に合わない人は西尾作品は大抵読めないにではないだろうか。逆にハマる人はとことんハマる。言葉遊びで転がりながら進む会話。まずは是非読んでもらいたい。

全947件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西尾維新の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×