被害者は誰? (講談社ノベルス ヌA- 3)

著者 : 貫井徳郎

• 講談社 (2003年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hinankunさんの感想 · 2012年3月11日]

６

[せいさんの感想 · 2012年2月29日]

読みやすい。短編だからさくさく読めたし、コミカルで軽くて思わず笑ってしまう。

[ケイさんの感想 · 2011年12月27日]

シリーズ短編集。
設定からすればもう少し面白くなりそうな気もするのに妙に地味な印象でした。

[koucoさんの感想 · 2011年9月1日]

名探偵もワトソンも主題も文体も世界観もすべてシニカル。世界にべた惚れな作者の粋なバカ遊びって感じが素敵。表題作はユーモアというスパイスをたっぷり振りかけた貫井節顕在が嬉しい。
個人的にいちばん気に入ったのは、「探偵は誰？」笑。

[migrinさんの感想 · 2011年6月23日]

なんつーか。まぁ好きなひとは、好きってことで。いいんではないでしょうか、はい。

[小凛さんの感想 · 2011年5月30日]

豪邸の庭から白骨死体が発見され、その家に住む男が逮捕されたが頑なに口を閉ざす。押収された手記から浮かぶ三人の殺害候補者。
被害者探しの表題を含む、一風変わったフーダニット短編集。


文章が面白いわけでもなく、魅力的なキャラでもない。純粋な謎ときなんだろうけど、これも当たろうが当たるまいがあまり惹かれるものがない。
最後までそんな感じで終わってしまった。

[斜芭萌葱さんの感想 · 2011年2月20日]

キャラのわりにというか、キャラが派手すぎてというか、やや地味で小粒。

[たからさんの感想 · 2010年12月10日]

ワトソン役の刑事と、ホームズ役のイケメンという、どこにでもある話。
暇つぶしにはなる程度。

[sotsogさんの感想 · 2010年10月18日]

日記、女性
犯人が探偵
実は助手

[kldscopeさんの感想 · 2010年7月29日]

ミステリ短編連作。
被害者、目撃者、探偵、名探偵をあてる話。

コミカル。推理だけでなく話全体のひねり具合も軽快で良いです。
探偵をあてる話がいちばん好きです。

著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第４回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。「症候群」シリーズ、『プリズム』『愚行録』『微笑む人』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』『悪の芽』『邯鄲の島遥かなり（上）（中）（下）』『紙の梟 ハーシュソサエティ』『追憶のかけら 現代語版』など多数の著書がある。

「2022年 『罪と祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」