空の境界 上 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 332
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823617

感想・レビュー・書評

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  • 15/76

  • 読んでるその瞬間は確かに面白かった。でも、今読み返すとどうだろう………大方の筋は忘れたけど、ラストの切なさだけは多分、忘れない。

  • 中二の僕には前半しんどかったけど、後半はわりと面白かった。だが読むべきは笠井潔の解説だ。全共闘から中二病に繋がる線の上には、太田龍が立っているのだよ。やはり避けて通れぬ。

  • ラノベの王道って感じなのかな。いつかは読破を…

  • まずなにかが欠如し心が欠けかけている者たちが登場してくることによって人の心のありようがあきらかになってくるからにはこの作品は心の探求の書であるとは言わねばならずナイフ持ち存在しないものすら断ち切る和服の美少女は欠けた心のもたらす災厄を抹殺するのだが自身も欠けた心の歩きまわる災厄に違いはないのでこれはとても危険な匂いする小説になっているのだがそれにしてもなぜこんな解説がこの本にくっついているのだろう?

    (2005年10月16日読了)

  • 大分前にどこの本屋さんでも平積みになっていたのを覚えております。それから大分経ったし今ならあるかな、と思い図書館で探して借りて読みました。
    元が同人誌だった小説なんですね。それが出版されて一般に流通されてベストセラー になる。すごいなあと素直に感心しました。
    読んでみて自分が高校時代に読んで大ハマりした帝都物語を思い出しました。

    色々細かい所まで丁寧に創られた話だなあと思うのですがその世界観にとっぷりつかれるかと言われるとどうにもどこかに居心地の悪さを感じる。ヒロインは魅力的ですがヒーローがなんだかよくわからない。あれ、人間じゃあないみたいな人間ですね。ラスボスとして立ちはだかるのではないかといらぬ心配を最後までしておりました。
    そうか、あのヒーローが苦手だったのかと今気づきました(笑)。

    お話って読む年齢によって印象が変わるものだよなあとしみじみ思いました。

  • 竹箒発行版
    講談社版でない

  • この小説の著者はTYPE-MOON所属の敏腕シナリオライター。
    二年の昏睡を経て覚醒した両儀式。
    そして彼女には、物の「死」が見えるようになっていた。
    空を飛ぶ少女に始まり、死を蒐集する螺旋建築・・・・
    不可思議なことがリアリティを持って描き出される。
    そして、この本を読み終えて分かること。
    それは・・・
    現実と非現実の壁は、あまりにも薄すぎる――――――
    この本を読まずして、奈須きのこ氏を語るべからず。
    伝説の同人小説が、今ここに。
    そして、「新伝綺」と言うジャンルがここから始まる。
    そして、ここに極まる・・・。

  • 今まで読んだ本の中で、最も「続きが気になって読まずにいられなくなった本」です。
    難しい言い回しが多く、何度も繰り返して読まないと理解するのが困難ですが、読んだ分だけ感動できる本です。
    奈須きのこの特徴ある言い回しは段々とクセになってきます。

  • もう何回目だろう。4回目ぐらい?なんか好き。

    私の周りの大人にもこれを好きな人が多いのはどういうわけだwww

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著者プロフィール

ゲームシナリオライター・小説家。ノーツ所属。シナリオを手がけた主なゲームに『月姫』『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』など。小説作品には『空の境界』『DDD』『月の珊瑚』などがある。

「2022年 『空の境界 the Garden of sinners(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奈須きのこの作品

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