暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823884

感想・レビュー・書評

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  • 館シリーズ第7弾

  •  な…長い…。
     途中で読むのが嫌になるような事態はなかったけれど、とにかく長い。
     これでまだ上巻だし。
     長すぎて、読んでも読んでも終わんねぇ、て感じ。

     てか、話自体はいいんだけれど、物理的な意味で読みづらいよね。
     本が分厚すぎて、読むのに持ってるのがしんどい。
     持ち歩くにも重すぎるし。
     だから文庫版は全4巻に分けたのかな。
     この本の時点でも、ぜひそうしてほしかったよ。

  • 【軽いネタバレ含む、下巻を含めた感想】前々作の時計館と同様、タイムラインになにかしらのいじりがあることは早めにわかるんだけども、登場人物の関係性をしっかり理解するまでに相当時間がかかった。というか、十分理解できなかったかもしれない(笑)。超大作すぎて前半のことをすでに忘れてたりすることもあったりで、なかなかハードルの高い作品だったなぁと思う。トリックよりもなんでそうなるという不思議さが満載。

  • とりあえず、玄児さんが思わせぶりすぎて、中也くんがかわいすぎで、それだけで楽しい。
    推理小説というよりは、空気感が楽しい。あからさまに怪しい作りの建物とか、過剰なまでにキャラが濃い住人たちとか。
    ごってごてだけど、見事なまでに怪しくて薄暗いこの空気感、大好きです。

    視点の書き方思わせぶりですね。
    下巻にも期待!

  • 2000.01.01

  • "私"こと中也は、同じ大学の玄児に誘われ暗黒館に滞在することに。しかし暗黒館の"ダリアの宴"、浦戸家に起こった悲劇など、謎がたくさん。江南は暗黒館を見に行き、塔に登ると、地震が起き塔から落ちてしまい、記憶を失くしてしまう。

    最初は江南の視点だったけれどすぐに塔から落ちてしまうので中也の視点に切り替わる。間奏曲では記憶のない江南と家を飛び出してきた市朗の視点。浦戸家の秘密が深そう…下巻が気になる。

  • 館シリーズ7作目。分量がすごいが文体としては読みやすい。下巻に期待。

  • 上巻(文庫本)だけで600頁超とかなりの長編。
    下巻読んでから感想を書くつもりだが、ちょいダレ気味。

  • 長い間待った。
    しかし、その甲斐があったのかは若干謎であった。
    上下巻に分かれたのもよく分からなかったし。
    もう、長い間待ちすぎて凄いハードルが上がってしまったのかもしれない。
    ちょっと、期待外れだった部分と、今までの流れを忘れてる部分が入り混じっての評価。
    館シリーズが完結したら全部読み返すと評価も変わると思われる。

  • 2014.11.12
    「館」シリーズ第7弾

    中村青司の原点はここだった!

    コレは流石に長いっ!
    視点もあっちこっち行くし…目が回りそうだ
    コナンはこの先どうなるの⁉
    鹿谷はいつ出てくるの⁉
    っていうか、中也って何なの⁉誰なの⁉何者なの⁉
    いろいろな引っ掛かりがあるけど これ全部解決されるの?
    謎が謎呼ぶ超結集作品!!

    上巻はまだまだ導入部分…長いわ〜

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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