- Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061823884
感想・レビュー・書評
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雰囲気なんだ。これは雰囲気小説なんだ。
雰囲気は最高だと思うんだ、雰囲気は・・・。 -
9月の29冊目。今年の171冊目。
館シリーズ。大長編。とにかく長い。さすがにここまで長いと疲れますね・・・。しかも事件が起こるまでは、館の説明でほぼ文庫本1冊くらいの内容を読むので、この辺でちょっと挫折しそうになりました。しかもかなり幻想的な描写が多い。感想としてはうーん、なんだかなー・・・、というところが正直なところですね。 -
これは果たしてミステリなのか?
しかし、面白いことは間違いない。
後編にも期待。 -
長い。とにかく長い。本筋の話がいつ始まるのか、イライラした。下巻はサクサク読めることを祈る。
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なかなか話が動き出さなくて辛かった。水面下では動いてるんだろうけど。まだまだ全体像が見えない。
しかし外装真っ黒の家って暑くないのか。いくら長野の山奥といっても晴れの日は太陽熱吸収してヤバい事になりそうな…まあそこは突っ込んだら負けか。 -
約6年の歳月をかけて綴られた、「館」シリ―ズ7作目。
ダリアの日・シャム双生児・人魚の肉・血液型・記憶、etc…
今までの館シリ―ズと比べると、ぐっと耽美的な要素が強いです。
巨大で陰鬱な、黒と紅の色だけに染まった館が
綾辻さんらしい筆でとろりと削り出されていきます。
過去シリ―ズへのブリッジも憎いし、 館シリ―ズの中では最も世界観が好みでした。
自分が館の中を歩いているような感覚になって
真夜中に一気読みするのが楽しいと思います。 -
冷静な第三者たる鹿谷角実や江南孝明の影が薄いせいもあって、既刊の館シリーズに比べて少々オカルティックな雰囲気が強い。オチがオチなので、評価は賛否両論分かれるだろうなあ、という印象。物語そのものは物凄く面白かったが、いわゆる「探偵小説」を期待して読むと、肩透かしをくらうかもしれない。どんでん返しがミステリのキモだと思っている私としては、この物語を「本格推理小説」と言うのにやぶさかではないのだが。