密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス)

著者 : 歌野晶午

• 講談社 (2011年9月7日発売)

感想・レビュー・書評

[Ellie さんの感想 · 2012年12月8日]

動画投稿サイトにオリジナルメンバーを模倣した五人のやり取りを投稿して、一般の視聴者にトリックの解決を挑戦する。
このシリーズは、ある時、どこかで、起こった事件ではなく、今、現に、起こっている事件を見ているようで、今もどこかでやっている人がいるんじゃないかと思ってしまう。
ネットの中では、架空とリアルが混沌としているという怖さをうまく描き出していると思う。

[salchuさんの感想 · 2012年11月29日]

二作めまででよかったかも…。歌野さん、光学迷彩はないわ(笑) 一作めを再読しようー。

[ヘルペスさんの感想 · 2012年10月31日]

今までのと比べるとちょいと微妙。

まだ伏線未回収ですよね？

まあ歌野ファンなので、このくらいで

[lonelyrunnerさんの感想 · 2012年10月10日]

三作目だが、一番厳しい。結局トリックもはっきりしないし。もう一作作成予定とのことだが、どうするんだろう。

[キヌさんの感想 · 2012年10月10日]

前二作より現実に起こりそうな感じでうすら寒いさを感じた。
インパクトは一作目が一番強い。

[Satoru Asaiさんの感想 · 2012年9月28日]

もうここまでくると空いた口が塞がらんわ！

続編作成不可能な状況で終わりながら２冊目３冊目と新たなカラクリを考え出してくる歌野氏。密室だの殺人だのよりもそちらのカラクリが気になって気になって...。

そのぶん事件のほうは虚実入り混じってるようで、脚色や修正がなされたうえに真相は不明とな。

そりゃねーべ！の70点（100点満点）。

[bongobongoさんの感想 · 2012年9月24日]

シリーズ番外編でありながら、「2.0」で描かれたゲーム拡散の延長上にある出来事を描いた作品。Q3のタイトル「そして誰もいなかった」からなんとなくオチが見えてしまうのが残念だが、外部に開かれたことでゲームが新たな局面を迎えていくのが面白い。三坂くんが犯人メンバーだろうと睨んでたんだけど、違いました。

[なっつんさんの感想 · 2012年9月4日]

けっこう、もう、出題される問題に興味薄くなってきた。
トンデモ解出てきたし。いや、マジで透明マントが開発されたら、いくら出しても買うけど。

オチもそうだけど、やはり1巻目の衝撃度を越えられんなー。

[くろうまさんの感想 · 2012年8月16日]

「密室殺人ゲーム　王手飛車取り」、「密室殺人ゲーム2.0」に続く
シリーズ3作目みたいですが、シリーズ前作は読んでおらず、
この本が初めて。

ネット時代である現代性を感じる推理小説で、
素直に面白かった。

[とおちゃんさんの感想 · 2012年8月3日]

続けて読んでないと面白くないかもしれませんね。それもありだと思ったり、単品で楽しめるようにしたほうがと思ったり。

著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」