密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.17
  • (17)
  • (57)
  • (151)
  • (31)
  • (8)
本棚登録 : 601
感想 : 106
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828049

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前2作からだと少し落ちる…人物の魅力が薄いのかただ単に慣れてしまったのか。

  • 事件の内容とか、トリックは斬新で面白かったけど、背景がちょっと残念。
    最初044APDが「ぼやけた人間」だったから、「王手飛車取り」の元祖メンバーなのかと思いきやこれも元祖のパクリ(まあただのパクリじゃなかったけど)だったっていうのがちょっとがっかりだった。

  • 密室殺人ゲームシリーズ3作目。例の5人がまたしても殺人ゲームに興じる。が,作を追うごとにレベルダウンが否めない。特に今回は作者も言うように外伝的エピソードの寄せ集めで,1作目のような驚きのトリックは出てこなかった。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou1706.html

  • 文庫サイズがよかった。
    読み終わって1,2再読。
    やっぱり1作目の衝撃は超えられない。
    でも歌野さんは素晴らしい。

  • 番外編らしい

     キレがないなかぁ、それともこっちが飽きたかなぁ。最初がロボットってのは少し興醒め。もちろん、大きなトリックはたいへん斬新なんだが、ちょっとなぁって感じ。でも気楽に読めて良かったかな。

  • このシリーズ好き

  • 前2作に較べるとメイントリックが軽いかな。

  • <頭狂人><044APD><aXe><ザンギャ君><伴道全教授>という奇妙なハンドル名でネット上で日夜行う推理バトル。出題者は実際に殺人を犯し、他の4人相手にその謎を解けと挑発する。
    トリックを使うためだけに人を殺し、それを解くゲームをするという衝撃的な舞台設定の密室殺人ゲーム、「王手飛車取り」「2.0」と続いてきたシリーズの外伝的作品。

    物語は1,2作目同様、1つの事件に対して4人がツッコミを入れながら謎を解いていくスタイルですが、今作は動画共有サイトにこのチャットが公開されるという広がりを見せています。

    1作目が発表された時には、「あくまでも小説のこと」と楽しんでいたのですが、著者が「発想した時点では先走りの懸念があったのだが、書き終えた今では、むしろ時代に追い越されてしまった感がある。」書くように、Twitterやfacebook、YouTubeでの犯罪自慢を見ていると笑い事やないよなと思ってしまいます。

    全体的なボリュームが薄めなのと、あっさりとした終幕に物足りなさを感じますが、外伝という扱いで「3.0」を待ちたいです。
    ……やっぱり1作目の衝撃はなかなか超えられないという実感です。

  • いつもと同じ様なパターンで始まった時は、じゃっ飽きを感じていたので、少し違ったパターンが見れて良かった。でとも3門しか無いのはネタ切れでくか!?って思っちゃいました!

  • 動画投稿者の名前でトリックに気付きかけたが見事にスルー。いやだって、みんなで和気あいあいと殺人談義してる図が頭から離れなくて。

全106件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

歌野晶午の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×