走れ! タカハシ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061844445

感想・レビュー・書評

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  • ほとんどがエロ絡みで、最終的に「走れ!タカハシ!」につながる短編集。
    最後のお話が一番好きです。

  • 読みやすい。この時代の選手わからない。

  • 広島カープ 走れタカハシ!良い話!

  • なかなか本屋さんで見つからなかったけれど、出会いました。

    短編集なんだけど、どの小説も最後にちゃんと
    タカハシヨシヒコに落ち着くところがとても面白い。
    沖縄から黒砂糖を送ってくれるとかね。笑
    ひとつひとつ楽しめる作品です。

    個人的には一番最後のがすき。

  • 広島カープに実際に在籍していた高橋慶彦さんに「走れ!」と願う人たちのそれぞれのお話11編。ほとんどの話がエロ絡みなのが作者らしいのでしょうか?作者の他作品を読んで以降、正直敬遠してたのですがこれは面白かった。今となっては放送禁止用語連発です。「必死になる」ことは、それ絡みが多いということ?必死な姿は滑稽だけど心打たれます。

  • カープファンなので。でも最近は野球見ないな〜。

  • 元気のない日はこれを読むに限る!いつかこんな話を書いてみたいなあ。

  • 自分にとって3作目の村上龍作品。元広島カープの高橋慶彦選手を題材にした短編集。村上アレルギーのあった自分にとって、この作品は前に読んだ2冊より、かなり気分よく読めた。なぜかと考えてみたが、洒落っ気がとても効いていて内容もコミカルなものだからだと思う。自分の中で村上評は微妙にだがちょっと上がってきた。次は長編を読んでみたい。2008-2-15

  • 1989年の短編集。
    時代を感じさせない面白さだった。
    村上龍はこんな小説も書けるからすごいし、面白いって思える短編集。

    読んで全く損はない。

    個人的にはオカマの話が最高に良かった。
    電車の中で何度も笑いをこらえたけれど、最後はちょっと感動した。

    この本から村上龍入門するのもありってくらい良い小説だった。

    と言うか、「エログロ!」って思っちゃって村上龍にアレルギー反応起こしちゃってる人にお薦めする。

    たぶんイメージ180度変わる。

    まだ若い頃の村上龍の勢い、才能が凝縮されています。

    久しぶりに良い作品に出会ったと思える一冊。

    ちなにみ解説は吉本ばなな。
    そんなところもイケてる。

  • 野球がみなを元気づける。ああ僕もカープが優勝争いしてるときに応援したいなあ。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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