死霊(1) (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061983212

感想・レビュー・書評

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  • #3464ー81ー287

  • 読んだのは、はていつだったか‥‥ 昔々のこと

  • おもしろい。冒頭の蒸し暑さや、全編に散りばめられるギャグ。この小説、全編を通じてひとつのことしか言ってない。それが、一番最後の絶叫なんだよね。

  • これをこの本棚に入れるか否か迷った。
    というのも足掛け六年、未だに自分はこの本を「読めていない」気がするのだ。手探りで読もうとすれば、たちまち掴んでいたものが消えてしまう感覚。あと何年かかることやら。

  • さっぱり分からん。

    いや、分かるんだけど、こんなに読者に不親切な小説もない。
    なぜこんなに七面倒な言い回しと言葉を多用するんだ!!

    自同律の不快と虚体について登場人物たちとその妄想が渦巻く不毛な論争のストーリーです。

    ストーリーといえるかどうか・・・・

    自同律とは「私が私であること」
    虚体とは「これまでに存在しなかったもの」「決してありえないもの」

    だそうです。

    読むのには相当の労力を要します。

  • 序文から第3章まで。以前読んだのは学生時代だから、30数年ぶりか。今の方が読んでいて面白い。第3章、黒川建吉と屋根裏の蝙蝠とのエピソードが心に残る。狂言回しとしての首猛夫に対するかすかな苛立ちなど、昔読んだ時の感情が蘇って来る。 423頁

  • 未購入

  • 学生時代にハードカバーで読みました。非常に哲学的な小説。それでいながら、推理小説のような雰囲気も持っている気がします。好き嫌いは、はっきり分かれると思います。未完であるのが残念で仕方がありません。

  • 呑み込まれた

  • 『ゲド戦記』とともに永遠のバイブル。
    時空を超えて「存在」を問いかけてくる作者の手腕と想像力にあと何度読み返せば追いつけるのか。完成を目指して再筆した矢先に逝ってしまった作者がのりうつれる語り部は今この世にいるのだろうか。。。<br>
    文庫で再版されたので手に入りやすくなりました。

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