生協の白石さん

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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062131674

感想・レビュー・書評

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  • 生協ってなに?という年齢の時、度々TVのブックランキングで上位になっていたこの本。白石さんの回答には、あたたかさやユーモアや誠実さが感じられる。あとがきで地元の友人を「おまえら」と言っていたり、奥さんに「あなたが妻で幸せです」と言っていたり。好きだなあ。どんな質問にも、ただ面白いだけじゃない、味があるだけじゃない、時には現実的なことを遠回しに言ってくれたり、ほんとに相手に向き合っていないとそういう答えは出ないと思う。白石さん、好きっす。というカードの文章に対して、光栄っす。って返す所、私も好きっす。

  • 書籍化される以前、ネットで散発的にUPされているときに大爆笑。奥さんに、例をいくつか読み上げてみると実にウケてました。
    しかし、実際読んでみると「あんまり面白くない」とのこと。

    たしかにサッパリしていてなにか物足りない。
    手書きだった当時のカード、もしくは読み上げるという行為。
    ただ本にすれば魅力が伝わるもんでも無いんだなと再実感。

  • 久しぶりに読んで、やっぱり白石さんいいなって思った。白石さんの抜群のコメント力と反応力。見習いたい。そして、うちの大学にもこんな人がいてくれたらいいのに、と大学生協の書店に並んでいた時にふと感じたのを覚えている。

  •  もはや何の説明もいらない一冊。以前に一度読みましたが、再読です。

     このコメント力、私も身につけたい。4月からきっと役立つはずだし。「最後に」に書かれている、“どっきり”の話題が素敵。

  • 学生からの質問や要望に、一言でこんなに面白い返答をできる人はなかなかいないだろう。
    馬鹿らしいと思える質問にもユーモアを交えて返せるのは、白石さんの誠実な人柄があってこそだと思う。

  • 生協で働く白石さんが、学生からの要望や一言に
    丁寧に、でも時に面白おかしく解答するものを
    Q&Aが1ページずつ記載されている。
    学生なら書くかもね、と思うことから
    こっそり続き物の物語のようになっているものなど
    笑える一冊でした。

  • 農工大の学生が生協の一言カードに色々書く。
    生協の白石さんがそれに対しコメントを書く。

    なんでも無いやり取りがネットに取り上げられて、本が出版されて大ベストセラー。ネットすごいね。

    白石さんが生協という自分の立場を崩していないところに好感が持てた。

  • 仕事に必要だったので読みました。
    いつ読んでも、どこから読んでも、どこを読んでも、今あなたが必要としていることが書かれていますよ、っていう感じを受けました。
    人にはまっすぐに向き合うことが大切で、だけど、視点とか、見る角度とか、それは多角的な方がいいってことかな?
    読んでよかった、きっとそう思うと思います。
    何よりも真摯かつ紳士でありたいと思いました。

  • 読んでいると、白石さんのユーモアとちょっとしたひねりのある回答に、笑ったり、心が癒されました。
    白石さんって、こんな感じの人かなぁ?って、想像してしまいます。

  • 随分前に話題になっていたのに何故今読むのか、といえば中学生の娘のプリントに、生協の白石さんの回答が載っていて懐かしさを感じたこと、そして折しも図書館の入口にあるテーマディスプレイの場所にこの本が置いてあったからです。運命かもしれません(笑) 白石さんの回答はユーモアがあり、かといって不真面目ではなく、きちんと質問・要望に向き合ってくれていることが感じれるのがよいですね。元気をもらえます。

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