証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062143332

作品紹介・あらすじ

「右派勢力」はなぜ台頭したのか。
国家観、歴史観が異なる2人が解き明かす政治の現況。

生長の家が政治から撤退した真相。
右派団体「日本会議」がとる毛沢東戦略。
国旗・国歌法制定、森首相擁立の裏側。
そして、改憲について吐露した懸念。

「左翼になってもおかしくない経歴を持つ村上さんが、なぜ右派の代表的政治家になったのか、その経緯をじっくり聞いてみたいと思ったのである。もし村上さんがすべてを話してくれるなら、近年なぜ「右派」が急速に台頭して政治の主導権を握るようになったのか、その謎を解き明かすこともできるのではないか」――<「まえがき」より>

感想・レビュー・書評

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  • ボリュームがあってももう少し詳しく書いて欲しかった。内容はさすがにすぐれていたが。

  • 森総理誕生時の密室の5人の一人とされて、参院のドン、法王とか呼ばれていたがKSD事件で逮捕、交流されていてる村上氏。炭鉱の息子として生まれて苦労して政治家になった。宮澤内閣では労働大臣を務める(本人は防衛庁長官になりたかったらしい)村上正邦さん、鈴木宗男さんら拓殖大出身者の政治家は強いね。

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著者プロフィール

魚住 昭(うおずみ・あきら)
1951年熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業後、共同通信社入社。司法記者として、主に東京地検特捜部、リクルート事件の取材にあたる。在職中、大本営参謀・瀬島龍三を描いた『沈黙のファイル』(共同通信社社会部編、共同通信社、のち新潮文庫)を著す。1996年退職後、フリージャーナリストとして活躍。2004年、『野中広務 差別と権力』(講談社)により講談社ノンフィクション賞受賞。2014年より城山三郎賞選考委員。その他の著書に『特捜検察』(岩波書店)、『特捜検察の闇』(文藝春秋)、『渡邉恒雄 メディアと権力』(講談社)、『国家とメディア 事件の真相に迫る』(筑摩書房)、『官僚とメディア』(角川書店)などがある。

「2021年 『出版と権力 講談社と野間家の一一〇年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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