- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162906
感想・レビュー・書評
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学生に戻ったら、もう一回だけ修学旅行に行きたい。(笑)
中学生の周りとの折り合いの付け方がうまくでてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大事件は起きないけど,何年か後にあんな事もあったなぁと思いだすのかな?行動や空気とか距離感を見誤らないよう気を使ってるところ,今どきの中学生の感じがしました。おもしろい。
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直前に骨折して修学旅行に行けなくなった主人公と、さまざまな理由で旅行に行かなかった5人の、学校で過ごす留守番物語。旅行に行けなくさみしかった主人公でした。でも個性的な5人と過ごすうちに、お留守番も良い思い出になっていくのでした。
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913.6 ア 登録番号7973
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読んでて楽しかった。子供たちのキャラもいいけど先生のキャラ付けが上手い。
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修学旅行に行けなかった中学3年生7人。みんなが修学旅行に行っている3日間、教室ですごす7人だけの「アナザー修学旅行」が始まった…。
テンポのよい文体、語り口でもう、さくさくと読める。
何よりも、いつもとはちがう、学校の空気がいい。
そしてラブな話も吹き荒れる。
でも、ラストが…ラストが! なんだか尻切れトンボ。読後感がもっとよければいうことなかったなぁ。 -
今頃みんなと一緒に修学旅行の新幹線の中にいるはずだったのに・・・そしたら、この話したこともないメンバーと、教室で黙りこくってる、なんて今もない。修学旅行に行けなかった、友だちでもない、ただ同級生と言うだけの6人の生徒達が過ごす3日間。
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中学3年生のビッグ・イベントといえば修学旅行。普通ならば、その旅先での出来事が物語になるはずだけれど、この作品は修学旅行に行けなかった居残り組の6人プラス1人を取り上げた異色作。この設定を武器に、ちょっと変わった居残り組たちの3日間を描こうとしたところに作者の発見がある。 普通は、学校を舞台にした青春小説というと、熱い友情やラブ・ロマンス満載だったり、いじめを主題にしたものが流行りだけれど、これは一味違う展開。大げさな感動はないものの、中学生たちのささやかな心の交流が、ある事件を境にじわじわと味わいを増していくのだ。この三日間がこの男女生徒7人の関係にどんな変化を及ぼすのか? 読み手に必要なのは、彼らと共に「アナザーな」修学旅行を楽しもうという心のゆとりだ。
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何か特別っぽくて楽しそうである。3日間だけなので、友達にはなってないが親近感が生まれた関係。他人との微妙な距離感がいいなあ。
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それぞれの事情で修学旅行に行けなかった中学3年生たちが過ごす学校での3日間。最初はよそよそしいけど、だんだんとそれなりに近づいていく。ドライなのか熱いのか。中高生ってこんなだよ!と思うところがいっぱい。ただ今じゃなきゃ理解できないような表現もあるので、10年後に読んだら?が浮かぶかもしれない。「13歳のシーズン」の方が古典になるんだろうな。でもいま読むならこっちだ。