麒麟の翼

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062168069

感想・レビュー・書評

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  • 正直に生きることのよさ、嘘をつき続けることの辛さを感じた。今の状況を守りたくて嘘をついてしまう。そこから正直になることの難しさ。

  • 身勝手な判断と甘える人たちに憤りを感じます。
    それを正していく加賀恭一郎。本人からの自発的な発言を待つ事もあれば、通用しない相手には感情的になる事も。
    しかし今回は「事件はガン細胞のようなもの」と言うように救いが少なすぎる。

  • 加賀さんの観察力、推理力、直感力、粘り強さ、真相を必ず解明するという強い思いがかっこいい。
    前半に散りばめられたパズルのピースが、後半一つずつカチッカチッとはまっていく感じ。先が気になって一気に読んでしまう。

    祈りが届けばいいな と読み終えて思った。

  • 新参者のときのようなドキドキ感があった。なぜ彼はそこにいたのか。どんな事件が絡んでいるのか。読んでておもしろかった。

  • 読了日2012/09
    図書館で予約して早1年半。忘れたころに回ってきました♪
    東野圭吾作品で加賀恭一郎シリーズはあまり好きじゃないけど(テレビドラマや映画化されているので)
    でも、面白かった。描写が細かくて情景がすぐに頭に入ってくる。やっぱりすごい作家なんだなぁ。

  • 加賀刑事シリーズです。
    やっぱりガリレオよりこっちの方が好みかな。
    小さな謎解きを積み重ねてピースがぴたりとはまるのが好きなんだと思う。
    事件はやりきれないんだけれど。

    装幀 / 岡 孝治
    写真 / 金澤 篤宏

  • 加賀シリーズ。
    日本橋の蘊蓄がやや盛りすぎ?
    あと、タイミングとか、たまたま魔が、とかが出来すぎな感も。
    あ、これはいくつかの東野作品に共通か。
    息子の代わりに、という父の心情とか姿があまり伝わってこない。
    もちろん、楽しめる一作ですが。

  • 1日で読み終わった。犯人は意外だった。人情味があるので、このシリーズはけっこう好き。ちょっと物足りない気もしたかな。

  • 新参者と間違えて借りた。
    高校生の父親が刺されて死亡。刺したのは誰?
    死の間際に麒麟の像にたどり着いたのは?

    家族とは、父とは。

  • 後悔先に立たず。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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