- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062565158
感想・レビュー・書評
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凄まじいものでした。肉体的にも精神的にもどんなにか辛い仕事だったか。。
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あの夏、一体何があったのか。事故を風化させないために、ぜひ読んでほしい一冊です。
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2010/8/30読了
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ずいぶん前に買った本ですが、衝撃は今でも忘れられません。航空機の墜落がもたらす悲劇。しかし、それでも少しでも家族へ完全な遺体を返そうとする現場の方々の働き……
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御巣鷹山の尾根に墜落した日航機123便。
犠牲となった乗客の身元確認班長を任された警察官が著者。
高校の時に読んで、再度読み直しました。
航空機事故の凄惨な状況が記録されています。
取り違えが許されない中で、運び込まれる激しく損傷した遺体。
遺体受け入れ所となった体育館は地獄絵図。
その中で、警察官や医師とのやり取りや、
遺族との会話で、何度も涙してしまいました。
泣きながら読んだと言っても過言ではないドキュメンタリー。 -
事件や事故が起こったとき、その周りには多くの関わった人たちがいる。普段その人たちのことは殆ど表に出ることなく消え去っていく。どういうことが起こりどのように終わったのか、その意味でこれはとても貴重なドキュメンタリーだと思う。
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絶対読むべき。知っておくべき本。タイトルのインパクトで怯んではいけない。真実を刻みこむべき。
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この出来事は絶対風化させてはいけない。
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日航機墜落によって亡くなった520名の遺体の身元確認に全力を尽くした人達の話。
身元確認に携わった人達を本当に心の底から尊敬したい。
彼らは極限状態の中、遺体を遺族の所へ一刻も早く帰してやろうという想いで戦ったのだ。
そこには、遺体が単なる物では無いという日本人の死生観が背景にある。
この本を読んで、改めてこの死生観が慈愛に溢れた素晴らしいものであると思えた。 -
凄惨な御巣鷹山の状況が詳細に書かれているが、それでも、どうしても想像を出来ないほど、現場は地獄だったのだなということを推し量るしか自分にはできない・・・。