アルバイト探偵 (講談社文庫)

著者 : 大沢在昌

• 講談社 (1995年7月6日発売)

感想・レビュー・書評

[2006takahiroさんの感想 · 2018年6月16日]

冴木涼介は六本木の私立探偵。ずぼらで女好きの不良親父だがヒゲの似合う顔つきで見てくれは悪くない。一人息子の隆はツッパリにもオタクにもならず適度な不良する高校生だが事件があれば親父が最も信頼するパートナー、アルバイト探偵としてバイクを飛ばす。美人家庭教師麻里さんが持ち込んだ依頼とは。

[umekichitaさんの感想 · 2017年8月20日]

短編でテンポ良く読みやすい

[masajichanさんの感想 · 2017年1月31日]

評価は4。

内容（BOOKデーターベース）
冴木涼介は六本木の私立探偵。ずぼらで女好きの不良親父だがヒゲの似合う顔つきで見てくれは悪くない。一人息子の隆はツッパリにもオタクにもならず適度な不良する高校生だが事件があれば親父が最も信頼するパートナー、アルバイト探偵としてバイクを飛ばす。美人家庭教師麻里さんが持ち込んだ依頼とは。

隆君が息子と同じ歳なので親近感・・しかし、親が知らない間にここまでお姉ちゃんと遊んでいたら・・・流石に心配になるなぁ～母親としては。
小説自体はゆる～い感じでサクサク読める。息子の隆君が冷静沈着でかっこいい～という感想も見たが私個人はいざというときに必ず役に立つ惚けた中年のお父さんがいいわ～。取りあえずシリーズは5巻まで購入済みなので全て読んだ後評価は変わるかも。

[佐トーさんの感想 · 2016年10月24日]

親子探偵という少々現実離れしているハードボイルド。であるが、男同士の絆も感じら、脇を固める女性陣も魅力的である。シリーズ化されているので、主人公の高校生「りゅう」の成長を楽しみに読み続けたい一冊。

[新 進子さんの感想 · 2016年6月16日]

軽い　非現実的

[moryukoさんの感想 · 2016年4月10日]

さっすが大沢在昌さん！ なソフトハードボイルド←言い方は変ですが……。
面白くって一気読み

[chank1129さんの感想 · 2016年4月1日]

　まろやかなハードボイルドとでも言うべきか、ほどよく軽く、読みやすい作品でした。４つの短編が収録されています。
　読み始めは「なんだか言葉づかいが軽いだけのうっとうしい雰囲気の小説だなあ」などと思っていましたが、読み進めていくうちに冴木親子を始めとした登場人物たちの魅力が少しずつわかってきました。続編もあるそうなので、そちらも読めばこのシリーズのおもしろさがより一層感じ取れるのかもしれませんね。
　文庫版に収録されているあとがきと解説も、とても興味深い内容でした。大沢在昌さんの小説は初めて読みましたが、この一冊だけで好意を抱いてしまいそうです。

[TT☆さんの感想 · 2016年1月24日]

すっきりするしドキドキするけど、人並み外れていちいちカッコ良過ぎｗべつに現実味求めてるわけじゃないんだけどなんだかね。

[manaさんの感想 · 2015年1月22日]

このシリーズ、主人公となる探偵（助手？）が高校生ということもあり、なんだか敬遠していたシリーズなのです。
やっぱハードボイルドにでてくる探偵は渋い中年ではいけません！と思っていたのであ～る。
積読が乏しくなり、しょうがなく読んでしまったという・・・・。
したら、したら・・・・ハマりました。ガハハ♪
言うなればユーモアソフト（ハード）ボイルドです。
親父はかっこいいのに、女好きで外ズラがと～ってもよく、こんな親父を持つ高校生探偵・隆くんは、もうたいへ～ん！
でも、このヘンテコ親子の会話はとっても面白く、二人ともやる時はやる！ということで、私を虜にしてしまったのだ！
他にも脇役がこれまたみんなおもしろいキャラでいいんですよん。
このシリーズ、１９８６年に誕生しておりまして、短編（本書も短編）、長編とあわせて５冊くらいでているはずです。
シリーズキャラクターを生み出すワザは大沢氏に勝てる者はいないでしょうね～、ホント。

[yoichiro000さんの感想 · 2015年1月11日]

中学生の時のわたしが読んでそうな本

著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」