アルバイト探偵 (講談社文庫)

著者 : 大沢在昌

• 講談社 (1995年7月6日発売)

感想・レビュー・書評

[kaycoさんの感想 · 2010年5月16日]

もう読まないから売っちゃおうかと思ったけど、なんとなく惜しくなって手元に残しました。
改めて読んで、残しておいてよかったなーと思います。
さらっとテンポよく読めるけど、ライトすぎず濃すぎず、ちょうどいいなと思います。
冴木親子のやりとりも面白い。

[ぐりさんの感想 · 2010年5月5日]

するっと読めるライトなハードボイルドです。
本格的なストーリーが軽いタッチで描かれているのでお勧めです！
キャラクターも面白い。

[yunbo2kさんの感想 · 2010年5月4日]

軽快なハードボイルドといった感じ。親父の秘密に興味津々です

[mekikoさんの感想 · 2010年4月10日]

言葉の置き方が独特。テンポがよい。
伏線のはりかたもばっちりよー。
悪人にも暗黙のルールがあるわけね！

[omiさんの感想 · 2010年4月6日]

不良中年と青少年で親子物は反則だ！
リュウ君の成長がシリーズを通してのみどころ

[mizinnkoさんの感想 · 2010年2月19日]

軽くて読みやすい。

[いいやんさんの感想 · 2010年1月11日]

いやあ、面白い。

あんまりヘビーではなく、軽い感じで読めるのがいいです。

[ふらりさんの感想 · 2009年12月20日]

時代が古い！
けど、それも含めておもしろかったです。
ハードボイルドは初めて読みましたが、コメディタッチでもあり軽く楽しめました。

冴木親子の背景が気になるところもシリーズとして魅力だと思います。

[しんじろうさんの感想 · 2009年11月19日]

今回初めて読みます。大沢さんの作品。
大沢さんといえばハードボイルド作家。
で、自分はハードボイルド系の作品は今まで読んだことがない。と思う。
なんとなく避けていたと言うか…。なんとなく。
で、今回はなんとなく読んでみた。なんとなく。
いやはや…結構、読みやすかった。
まず、キャラクターが良い。
適度な不良をしている隆君のキャラもさばさばしていて読んでて気持ちがイイ。
足を「あんよ」と言うとこも妙に好き。
言い回しが高校生らしくないというか…。
隆の父親、涼介親父もまぁ、テキトーな感じでいいですなぁ。
素性もかなーり怪しい。
その素性も話が進むにつれて判明していきますが…。
他に出てくるキャラも魅力的。
ストーリーも「そんな展開ありか？」という感じ。
それでも、まぁ、おもしろいので良い。
ハードボイルドという感じはあまりない。
小気味好い感じがいいです。
満足度は★★★★☆。
続編も読みたい。
どうやらWOWOWでドラマ化するようで。
「アルバイト探偵～100万人の標的～」…どんな感じなのかね～。
楽しみ♪ヽ(´∀｀*)/

[85さんの感想 · 2009年10月24日]

まだ携帯電話が一般化していない頃の話だから、てか昭和だから古い。さほどまじめでない高校生が雀荘に行ったりしてるあたり、たいへんに。だって今ならビリヤードとかだよね？

でもどんだけ古くても、おもしろさに変わりはないです。
こういう軽いノリで、ての好き。あとまりさんの趣味はあまりよくないと思う。……うん、お父さんは素敵だけど女子大生が狙うにはちょっとクせがありすぎるっていうか過去がありすぎるっていうか（笑）。ケイコママは未亡人だから許可です。

著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」