音楽の海岸 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062634816

感想・レビュー・書評

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  • 先輩からいただいた本。

  • 感覚や抽象の世界を漂っている感じ。

    確かだと思ったものは、

    彼の妹への愛。

  • 抹殺。先が知りたくなる個人的に上位の作品です

  • 中上健次に捧ぐ・・・
    割には軽い気がします。

    でも「心臓」の主題がしっかり盛り込まれてます。

  • 妹の最後の台詞に感動

  • 音、音、音。
    物事を感覚的に捉えることも肝要なのかもしれない。

  • 2007年12月26日読了。女を飼って男にあてがうことを生業とする男が、依頼により映像作家を破滅させようと策謀を巡らす。主人公の感覚、異常性を持った登場人物たち(まともな人物は登場しない!ただ、「正常な人間などいるのか?」と思わされるが。自分も含めて)の描写のディテールは濃密で迫真性に満ちたもので、先が気になって読み進めてしまうが読み終わって「うーん、結局なんだったんだ?」と突き放される思いが強い。まあこの人の本大概そうだけど。音楽と言うものは自分の中にそれを理解する「コード」がなければ意味をなさないものだが、そういったコードを超越した新の音楽が、あるのか?ないのか?結論は提示されないが。

  • アマゾンのレビューにおいて非常に評価の高い作品であったため購入してみた。

    うむ。確かに良い。


    村上龍にとっての「言葉」とは何なのか?ということが鮮明に描かれている。
    そして「言葉」の力、残酷さ、強さを思い知らされる。

    非常に村上龍らしい力のある文章で始まり、終る、良い小説だった。

  • 初・村上龍。
    というわけで「あぁ、うん、こんな感じなのね。」が感想かな。
    や、でもとにかく凄い作家だ。

  • 女を飼う男。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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