- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062634816
感想・レビュー・書評
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先輩からいただいた本。
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感覚や抽象の世界を漂っている感じ。
確かだと思ったものは、
彼の妹への愛。 -
抹殺。先が知りたくなる個人的に上位の作品です
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中上健次に捧ぐ・・・
割には軽い気がします。
でも「心臓」の主題がしっかり盛り込まれてます。 -
妹の最後の台詞に感動
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音、音、音。
物事を感覚的に捉えることも肝要なのかもしれない。 -
2007年12月26日読了。女を飼って男にあてがうことを生業とする男が、依頼により映像作家を破滅させようと策謀を巡らす。主人公の感覚、異常性を持った登場人物たち(まともな人物は登場しない!ただ、「正常な人間などいるのか?」と思わされるが。自分も含めて)の描写のディテールは濃密で迫真性に満ちたもので、先が気になって読み進めてしまうが読み終わって「うーん、結局なんだったんだ?」と突き放される思いが強い。まあこの人の本大概そうだけど。音楽と言うものは自分の中にそれを理解する「コード」がなければ意味をなさないものだが、そういったコードを超越した新の音楽が、あるのか?ないのか?結論は提示されないが。
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アマゾンのレビューにおいて非常に評価の高い作品であったため購入してみた。
うむ。確かに良い。
村上龍にとっての「言葉」とは何なのか?ということが鮮明に描かれている。
そして「言葉」の力、残酷さ、強さを思い知らされる。
非常に村上龍らしい力のある文章で始まり、終る、良い小説だった。 -
初・村上龍。
というわけで「あぁ、うん、こんな感じなのね。」が感想かな。
や、でもとにかく凄い作家だ。 -
女を飼う男。