- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062737241
作品紹介・あらすじ
迫り来る蒙古。かつてない戦がはじまる。磐石の執権政治を確立し、幕府の結束を固めた北条時頼。だが、巨大騎馬国家・蒙古の王クビライが、海を越えこの国を狙う。かつてない戦さがはじまろうとしていた。天変地異続く巷では、法華経を説く日蓮が民の熱狂を呼ぶ。父の志を受け、真に国をまとめる者となれ。少年・時宗は若き棟梁として歩みだした。(講談社文庫)
迫り来る蒙古。
かつてない戦がはじまる。
磐石の執権政治を確立し、幕府の結束を固めた北条時頼。だが、巨大騎馬国家・蒙古の王クビライが、海を越えこの国を狙う。かつてない戦さがはじまろうとしていた。天変地異続く巷では、法華経を説く日蓮が民の熱狂を呼ぶ。父の志を受け、真に国をまとめる者となれ。少年・時宗は若き棟梁として歩みだした。
感想・レビュー・書評
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時宗第二巻。時宗の父、北条時頼は、徳宗となり、磐石の体制を構築していく。
この時代、幕府、朝廷とならび、仏教について無視することができない。
頼朝公依頼、鎌倉は真言宗を軸にしてきた。戦場で命のやり取りをする武将にとり、大師の説かれた真言こそが、武者にふさわしいと考えている。
末法の世、ただ念仏を唱えれば良い念仏宗の教えに対し、それらを全て否定する日蓮宗が現れる。
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2巻目にして物語がかなり動き出した。
時頼の人間的魅力が作品の土台をしっかり作った感じです。 -
読了。レビューは最終巻で。
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第2巻では、時頼が次男時宗を嫡子と定め、経験を積ませてその成長を促すが、十分な成長を待つことなく37歳で早世してしまうところまで。日蓮が辻説法で街を騒がせ、立正安国論を時頼に提出して内乱、外乱を予言する。
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時頼がこんなに偉大だったとは?
鎌倉時代の執権の立ち位置が分かりだしたぞ! -
読んだきっかけ:奥様が100円で買った。
かかった時間:4/15-4/30(16日くらい)
あらすじ:磐石の執権政治を確立し、幕府の結束を固めた北条時頼。だが、巨大騎馬国家、蒙古の王クビライが、海を越えこの国を狙う。かつねない戦がはじまろうとしていた。天変地異続く巷では、法華経をとく日蓮が民の熱狂を呼ぶ。父の志を受け、真に国をまとめるものとなれ。少年・時宗は若き棟梁として歩みだした。(裏表紙より)
感想: 高橋克彦氏の北条氏もの2巻。時宗が生まれ、時頼の帝王教育が始まるが、若さゆえ苦悩する次世代リーダーの描写は退屈でもどかしい。ちょっと面白さが薄れて読むのに時間がかかった。頼時を格好よく描きすぎだー。 -
パパの代がかなりしっかり描かれているのが私としては好みだし助かる。この辺分かってないから。
大河になってたっていうのも、知らなかったし。
高橋さんの見せ方が好きなのですらすら読んでしまうけど、やはり時代的には興味が薄いのを再実感。