ローズガーデン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1211
感想 : 136
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062737692

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃、読みあさった、江戸川乱歩や、アルセーヌルパンを、なぜか思い出した。
    主人公の飄々とした様子が、好ましい。

  • 二年と二か月、また同じ本を借りてしまった


    でもおもろいから許す

    最初だけ、ミロが別人みたい

  • 人間関係の汚さや黒さの描写が暗く、グロテスクに書かれている。
    表題の短編からは、臆病な雰囲気は感じられないのに、後々どうしてそうなった。
    やっぱり女性には容赦ない。

  • 村野ミロシリーズでは番外編のようなものなのかな。
    義父とのからみはつらかった。
    つらかったけど面白いのなんのって。桐野夏生万歳。

  • ミロシリーズ短編集。高校時代の夫との出会いや、近況など。
    過去にそんなことがあったのか、と。「ダーク」への前フリかな。

  • 短編としてはよく出来てるが、あくまで村野ミロ作品ファン向けって感じ。ファンから見たらそこかたって欲しかったよねー的な。これまでの作品の雰囲気がいいスパイスになってる。性に対する描写ってか世界観は凄まじい。こんな領域まで達してる女子高生いたら怖いわ~

  • 短編としては良くできている。ミロ周辺のサブストーリー集。だんだんエログロ化。

  • ミロの高校生時代、認めない!

  • ミロシリーズの短編集。

    「ローズガーデン」は死んだミロの旦那、博夫の話。


    やはり短編なのでトントン拍子で解決に向かう。
    若干のうまくいきすぎ感。

    ひねくれまくっているキャラの筈なのにあっさりと白状してしまう。
    若干のうまくいきすぎ感。

    でも相変わらずリアルな描写で、緊迫した雰囲気がビシバシ伝わってくる。


    そういやあこの作品に限らず、小説の登場人物達って、やたらとコーヒーをガバガバ飲むよね。
    おかげでコーヒーの量が増えた。

    私は影響を受けやすいのだ。
    アンテナ、張り巡らしていこうぜ。


    このままミロシリーズで続きが読みたいのだが、
    「ダーク」が上巻しか手元にない為、一旦他の作品に移ることにする。

    • shuheitaro_tさん
      下巻は私の元にあります。。。
      下巻は私の元にあります。。。
      2011/07/17
    • かっちゃんさん
      取材先のブックオッフンで我が手中におさめたり。
      取材先のブックオッフンで我が手中におさめたり。
      2011/07/23
  • 7

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で「江戸川乱歩賞」、98年『OUT』で「日本推理作家協会賞」、99年『柔らかな頬』で「直木賞」、03年『グロテスク』で「泉鏡花文学賞」、04年『残虐記』で「柴田錬三郎賞」、05年『魂萌え!』で「婦人公論文芸賞」、08年『東京島』で「谷崎潤一郎賞」、09年『女神記』で「紫式部文学賞」、10年・11年『ナニカアル』で、「島清恋愛文学賞」「読売文学賞」をW受賞する。15年「紫綬褒章」を受章、21年「早稲田大学坪内逍遥大賞」を受賞。23年『燕は戻ってこない』で、「毎日芸術賞」「吉川英治文学賞」の2賞を受賞する。日本ペンクラブ会長を務める。

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