- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062739863
感想・レビュー・書評
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2004年 らもスティック・バイオレンス。キまってる人の文章。
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フィクションの体を取ってはいますが、確実に中島らもの自伝的小説。主人公「大島」の20代後半の人生を描く。酒、ドラッグ、セックス、そして仕事。中島らもの哲学が爆発。特にラリッた様子をそのままに描こうとして放たれるフレーズの羅列は秀逸。解説、町田康。
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「今夜、全てのバーで」のクスリバージョン。読む順番が変われば評価も入れ替わったかもしれない。
クスリの生活を描写した作品。ラリり具合がなかなか面白い。 -
大好きです。
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らもさんの本はどの本も下調べがガッツリしてあるみたいで、アルコールの小説はアルコールに、この小説は薬に詳しくなれそう。主人公がトリップしている表現、擬似体験ができるほどぐちゃぐちゃなイメージに感じました。現実に生きることが正気なのかどうか、わからないのかもしれない。最後の町田康の解説がまたよかった。
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なんだかすごいことになっている小説。
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2005/1/2<BR>大したもんだとは思う。<BR>これほど脈絡のない言語の連鎖を延々と重ねるという点に於いて。<BR>しかし、惜しいかな、ごった煮的な言語の端々に否応なく表出する「俺的には何らかの意味為すもの」しかし、それは「俺的にしか意味を為さない」<BR>多くの固有名詞、或いは透徹された文学的イメージの喚起と並列される下世話なオチ
「これが俺なんや」と言われればそれまでだが、作品的には弱さを感じる。<BR>突っ張るならとことん突っ張って欲しい。<BR>宴は終わり全ての人が去り残された自分は、こっち側に戻って来た。<BR>そのサゲが著者の限界であった。<BR>限界であると同時に俺のような凡人は、そこにこそ愛を感じてしまう。<BR>そういう煮え切らない話。 -
作者の実体験をベースにした作品。エッセイ等で語っていた酩酊時代の集大成ということらしい。エッセイで語らなかったことも含め一つの物語にしてあるが、この作家のエッセイや作品をある程度フォローしている方は焼き直し感を強く感じるかもしれない
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言葉の洪水、イメージの嵐。痛い。
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ジャケ買い(笑)中身は狂ってる〜!ぺージの無駄使いしてるよね!?