- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062774826
感想・レビュー・書評
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すっごいもやもやした終わり方。煮え切らない感情の堂々巡り。けれど人の恋愛って、こんなもやもやした感じなんだろうなー。松岡と寛末の関係が「美しいこと」?レビューからの期待値高過ぎた。
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(368P)
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せつない~。松岡がどんなにひどくされても、それでもやっぱり好きと思ってしまうところは、共感できてしまう。
この二人に幸せな未来があるといいな。
続きが気になるので、新書版の購入を決意した。 -
前作に大興奮してからの作家買い。けれど、個人的には前作が素敵すぎて、ちょっと物足りなさを感じてしまった…。ドライに振舞いつつも、根底の黒い感情を隠しきれない、そんな男性目線の繊細な恋愛描写が大好きでした。
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BLとして出された新書の文庫化。
http://www.horizon-t.net/?p=1208 -
さすが木原さん…!
ことごとく予想と違う展開になっていき、読んでて辛い切ない気持ちになるのに読むのを止められないほどひきずりこまれました。
いくらきれいでも、抱きしめたりしたら男とバレるよね…なんて思ったりもしたけど、まぁそれはそれとして棚上げして読むのがいいと思います。
受の松岡は本当にいい男ですね… -
ノンケが女装した男に惚れることなど絶対にない。『箱の中』が傑作だっただけに残念な設定。
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モデル並みの美しさ。完璧なモテ服コーディネイトに思わせぶりな態度。絶対的恋愛強者でした。女装だと男だとバラすまでは。
容姿で誑し込めず、結婚できない子供産めないというハンデ、性的指向の不一致。恋愛弱者に転落したエリートイケメン松岡。
何事もソツなく生きてきたはずなのに、ヘタレ男寛末のつれない態度に振り回されてはイラつき、届かぬ想いに身悶える。なんて素敵!…いや、すいません。切ない、です。
人の気持ちの不確実さ、曖昧さをきちんと描いているところが良いです。
好きってどこらへんが好きなの? と改めて考えてしまいます。