- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062774826
感想・レビュー・書評
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人を好きになる事の美しさ、儚さ、叶わぬ愛の苦しさを改めて感じ、読了後、木原先生の世界観の余韻に浸りつつ、色々と考えさせられる物がこの作品にはありました。手に触れることが出来ない位大好きで仕方無いのに、突然泣きたくなる程苦しいし、もどかしい。二人の事を思い苦しくなり流していた涙が、最後には心が温かくなる涙に変わった瞬間、私の想いも報われたのだと勝手に思いつつ読了後の余韻に浸る事が出来ました。
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女装にはまり夜の町に出る松岡。
ある日男性とバレて暴行を受けたところを助けられたのは同じ会社の寛末だった。
男性には興味のない二人が『女装』を介して接近する未知の世界の出来事に、一気に引き込まれる。
なんだろう…男女以上に先が気になりすぎてあっという間に読み終わってしまった。
2014.9.28 -
もどかしい
苦しい
愛って
楽しいだけじゃない -
どうにもこうにも、辛い。ものすごく辛い。
その後、どうなるんだろうなぁ -
後半、血反吐はきそうな思いがしました。
自分の昔の辛い恋愛を思い出したりして。
松岡がいいなら、寛末でもいい。
ほんとは穴があったら埋めたいような男だけども、いいとする。 -
BL小説初めて読んでみたけど、ちょー切なくてちょー心痛くなったーーー!
ちょっと読むの抵抗あったけど、BL感じさせなくて、最後までノンストップで読んじゃった!ばっちり感情移入した!
このはらなりせ作品他にも読んでみたい! -
どんな姿になっても好き。たとえ子どもになっても、おばあちゃんになっても。と言っていた人に真実の姿を見せたら…、という話。女装趣味の会社員と、女装した彼に恋した先輩社員のBL…なんだよね。BLのイメージと違うけど。親にも男性の友だちにもドーンと勧められます。決して男性同士のいちゃいちゃした話ではなく、じんと心にくる、女性でも男性でも楽しめる小説でした。