贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776660

感想・レビュー・書評

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  • 御子柴シリーズは図書館で一通り読んだが、文庫本を購入し再読。やっぱ最高に面白い!

  • 御子柴シリーズ第一弾。クライマックスのどんでん返しからのどんでん返しからのどんでん返しがすごい!!すぐに続編を手に取った。

  • 2019年12月。大人の土ドラ。原作。御子柴シリーズ。シリーズ一作目だけ未読でした。急いで読んだ。重たい罪を犯した過去が有るから?過去を背負い御子柴の心の芯はドッシリと重たい。犯人はまさかのー。御子柴の少年期にカエル男シリーズのあの人が出てきてニヤリ。

  • 面白かったけど暗かった。思った以上に暗かった。少年Aが主人公ってだけで暗い予想はついたが。過去を思うと御子柴を素直に応援できない。面白いから続編は読むけどね。

  • 法曹界の話が伺えて極めて面白い。法の下に、裁判長、裁判員、検事、弁護士と駆け引きがあり。殺害する犯人の心理描写、獄内でのやりとり、逆転に導く疾走感、論理力、意外性。気付きが多い小説。

  • いやあ、御子柴、また、そこに渡瀬まで出てきて良いですね。しかも犯人はどんでん返しのどんでん返し。日本のディーバだわこりゃ。ストーリーが素晴らしいですね。御子柴の過去も明らかになる。 上手い!

  • 面白かった、あっという間に読んでしまった。酒鬼薔薇事件を彷彿とさせる描写があり、ああいう残忍な事件を起こしても、更生して司法試験に合格したら、弁護士になれるんだな、と衝撃だった。

  • 悪辣だけど実は結構まっすぐな弁護士。なかなかひねくれた主人公です。やはり法廷っていうのは特殊な世界ですね。人が人を裁くことの限界を感じます。
    終盤の展開は怒濤でした。やや唐突な印象も受けないではないです。結末は半分くらい予想できて、半分は意外でした。

  • 冒頭の死体遺棄の伏線が全く回収されずそのまま終わってるのが気に入らない。

  • 御子柴シリーズ①
    14歳の時に幼女殺人を犯した御子柴礼司。その後、少年院での出来事を切っ掛けに弁護士になり、事件を解決していくお話。
    三億円の保険金殺人事件の国選弁護を担当する。
    法廷のやり取りも面白かったが、真犯人(実行役)の障害を持った息子くんの存在も良かった。その後の黒幕であるところの母親のキャラクターがなんとも残念すぎて嫌悪感がすごかったけど、刑事渡瀬の追い詰めるシーンは良かったな。
    で、御子柴のキャラクターが独特。最初はこの設定はどうなんだと思ったが、過去編を読んだ辺りからだんだん面白くなり、一気にのめり込む。
    ドーベルマンのような刑事、渡瀬との関係性もこれから楽しみ。
    正直、色々詰め込まれてて、お腹一杯の感もあるけど、読みごたえはバッチリ。
    続きも読んでみようと思う。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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