恋物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
4.01
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本棚登録 : 3786
感想 : 340
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837927

感想・レビュー・書評

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  • うわー・・・アリ、やなぁ、

  • まさかの貝木で、ひたぎさんを期待していた俺はどうしたら…と心が折れかけましたが、しっかり沖縄のくだりで笑わせてもらいました。
    最後まで謎を残してくれて、ファイナルシーズンも目が離せません。

  • 自分は嘘つきだから、この語りも何が本当かわからない、どれが嘘かわからない・・という前提の語りはけっこう面倒くさい。「~~と思った、いや思っていない」「~~普段だったら~~する、なんてのは嘘かもしれない、本当は~~かもしれない」みたいな調子で物語が進められる。最初はずっとこんな調子なのかと懸念してしまった・・・。そして詐欺師の貝木を語り手にしまうことで、今まで抱いていた貝木のイメージがおもいっきり崩れた。イラスト付でノートにその日起こったことを書くとか・・・けっこう可愛らしいことするんだね・・というか・・・思ったよりまっとうな人間というか・・・いや、まぁ貝木の言葉でいうと、それらす嘘なのかもしれないけれど。いや、しかし面白かった。神様化した撫子とどう向き合うのかと思ったら、結局アホらしくも納得いく解決法だった。

  • タイトル的にひたぎさんと阿良々木くんの話かと思いきや、語り部はまさかの貝木さん。しかし確かに「恋物語」ではあった。この人ががいい人に見えたら負けかな、と思いつつまんまと自分の中で株が上がってしまった 笑
    「嬉しくなかった。なんとも思わなかった」という地の分には思わず笑った。
    花物語の存在があってよかった。あれがなかったら後味が悪すぎる。

  • 化物語セカンドシーズン最終巻
    やっと読めた~

    これで終わりかと思ったらファイナルシーズンで
    憑物語、終物語、続終物語(であってる?)ってのがあって
    それで本当に終わりらしい

    よくもまあこんなに続いたものだ・・
    面白いんだけど、お値段高めなので
    読めない青少年多そうだな
    まあその方がいいかもしれないけど(笑)

    語り手がまさかのでびっくりした。
    しっくりきてたけど

    なでこちゃんどうなることかと思ったけど
    見事に着地したっぽくてよかった。

    青春ぽい決着のつけ方だな~

    詐欺師がなんか戯言使いみたいだった。
    嘘ばっかりだからなにがほんとなんだか・・
    ごまかしすぎて人間性がわからないけど
    なんかいい人じゃん!!!笑

    謎キャラ扇ちゃんの存在がキーっぽい!
    きになる!キーだけに!

  • 化物語シリーズ
    セカンドシーズンのラスト

    まさかの貝木語りで吹いたw
    「ひたぎエンド」という副題にも関わらず
    徹頭徹尾、詐欺師貝木のお話です

    神様となってしまった撫子を騙すことを、戦場ヶ原に依頼された貝木。
    読んでくうちに、どんどん「いいやつじゃん」になっていく不思議w

    ラストが衝撃で、エーー!って思ったけど
    考えたら花物語にシレっと出てくるから大丈夫だね(笑)

    早くラストシリーズ出ないかな~♪

  • 化物語シリーズの最終巻!って思ったらまだ続くんかい!

    囮物語で蛇神化してしまった撫子ちゃん。卒業式で殺されることになってしまった阿良々木君とひたぎさんを救うために詐欺師・貝木が奔走する。

    いままで嫌な奴キャラだった(どっかで神原との絡みで人の良さが出ていたが)貝木がいきなりいい奴になって再登場。お笑いのセンスといいなかなかいいかんじだった。

    ストーリーとしてはまぁあんなもんかな?という感じ。
    お賽銭をあげると飛び出してくる撫子が可愛い。

    いよいよファイナルシーズン(ホントか!?)なんで次巻以降もきになるところ。

  • 最後の最後が衝撃的で、しばらくそのページをずっと見ていた。
    こんなのは貴志祐介の「青の炎」以来。
    すごく面白かった。

    今回は主人公が貝木泥舟。
    文体が、化物語の初期の頃に戻った感じで、とても丁寧。
    最近の「西尾先生、時間ないんだなぁ」「読み返してないんだろうなぁ」って思っちゃう雑な文体とは異なる。
    買って良かった!と言える逸品。

    次から最終章。
    扇ちゃんの正体が気になるので、絶対に買おうと思う。

  • あの終わり方は卑怯……

  •  これは、どうしようもなく「ヒーローの物語」なのだった。これまで悪い面のみ語られてきた、ダークヒーローの解決編なのであった。

     「夢は人に話すと叶わないものだ」→「お前の願いは人に散々話してしまったから叶わないだろう」→「ずっと秘密にしていたそれが、本当の願いなんじゃないのか?」と、いつもどおりの語りの転換が見事だなあと思った。

     そして、ダークヒーロー故の最後には涙を流さずにはいられない。
     

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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