誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062880831

感想・レビュー・書評

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  • 文章は文法云々よりも、まずは内容で勝負!という本。
    凡庸な文章は恥じるべき。
    恐れずに自分の発見や解釈を文章の中にねじ込む。
    ブログを書くときの参考にもなりそう。

  • 文章術の本というより、その前段階である、文章の内容を面白くするための発想や気付きや独自の視点が大切だと説く本。

    だからといって、独自の視点を得るための思考法や鍛える方法に特化しているとそうでもなく。

    全般的に読みやすさはあるし、書いてあることもおよそ「正しい」のだが、その分深みはない。

  • 文章を書くためのポイントや方法が書かれていて参考になった。やっぱり、普段から気が付いたことをメモしていくことが必要だと思った。文章は何のために書くのか?人を動かすために書くという部分に心動かされた。
    これから文章を書いていく上でとても参考になった一冊。(蔵書)

  • 【配架場所】 図・3F文庫・新書 
    【請求記号】 080||KO||2083
    講談社現代新書 No.2083
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/135734

  • 「書く」ことを見直すことができた一冊。

  • 「人を動かす」ための文章術の本。
    日本人が陥りがちな曖昧な表現や、他人と同じ事なかれ主義を批判し、「非凡」になるためには文章の訓練が不可欠だと説く。少しぐらい強引でも、意外なもの同士を結びつけることが肝要である。

    第五章のメールについての内容は、「手紙感覚のメール」など時代にそぐわない点があるが、リテラシー的な観点から見ても得るものはある。対面や電話に比べて、メールでは身体性が抜け落ちてしまっているので、ビジネスの上では相手に細かなニュアンスが伝わりにくい事を考慮すべきである。

  • これは大学で教えてもらえない事。

  • 正直微妙だった。

  • 文章を書く、ということが苦痛になっている人は多いだろう。しかし電話からメールの時代になり、文章を書く機会はますます多くなってきている。どうしたら人の心を動かす文章が書けるようになるのか。なによりも「凡庸を恥とする」心構えが必要だと筆者は言う。一般論や、耳障りの良い結論を書いてしまうのであればそれはわざわざ読む価値のない文章になってしまう。そこを乗り越えることが、その人にしか書けない文章、時間を割いて読むだけの理由がある文章を書くコツである。うまく文章をまとめてしまう段階を越えて、凡百の文章の中で光を放つためには敢えて火中の栗を拾うような、スリリングなライティングを試してみるのが良い。せいぜい炎上するくらいのもんだし。「人と違うこと」を意識して書く。凡人たる自分が文章を書くにはそうしてなにかを憑依させないといけないと知った。

  • エッセイや読書感想文を書くのがなぜ苦手だったのか、やっと自分の中で整理ができた。高校生の頃にこの本に出会えていたなら。恐らくこれ以上わかりやすい文章術はないのではないかと思える一冊。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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