騎手の一分――競馬界の真実 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882101

感想・レビュー・書評

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  • どの業界でも、色々問題はあります。一部の利権によって改善の焦点を挿げ替えられる所が問題です。

  • 藤田騎手の本音が語られている本。ここ数年、あまり競馬は真剣に取り組んでなかったけどこんな事になってたんだな〜。確かにリーディング見てても違和感感じるところはあったし。騎手や生産者などプレイヤーが減る組織に将来性は無いと思う。なんか巨人に依存するプロ野球のようだ…

  • H25.8.3武豊が最近勝てなくなった理由が分かっただけでも読んで良かった。

  • ここ15年くらい競馬を見なくなっている間の出来事がなんとなくわかった。
    藤田は華のある、ヤンチャなイメージだったが、本からもそれはよく伝わってきた。個人的にはおもしろかった。

  • 競馬好きなら読んでも損はない。あくまで一騎手の見解だろうけど、なるほど、と思うこともある。

  • 競馬を全くやらない僕にとっては全く知らない世界。藤田さんの想いが詰まった一冊だと思う。競馬の衰退の責任はJRAにあると藤田さんはおっしゃっている。現場を知らない人たちが定めたルールによって,ファンのみならず,これまで競馬を支えてきた騎手のやる気まで削がれるのは残念でならない。
    もし競馬をやる機会があるならば,藤田さんに賭けてみよう。

  • 人と人との関係が繋がらなくなってきてる。
    それは、なんでもかんでもすぐに金に勘定するよになったから。

    夢を見れんくなったらおしまいやね。

  • 「競馬衰退の原因のすべてはJRAにある」という著者の考え方は理解できる。

    競争馬も騎手も馬主も個性的な人・馬がいなくなったのはでかいと思うよ。

  • 男藤田の気持ちが伝わる作品でした!!!

    JRAの責任といいつつ、言いたい事が伝わってきます!!

    最高の作品で、競馬ファンの皆さんにう読んでもらいたい作品です。

  • 現役なのにここまで書いていいの?って思いながら読みました。

    競馬ファンが思っているであろうことと同じことを思っていてくれたんだなって、少し嬉しくなりました。

    『なぜ武豊は勝てなくなったのか』
    これについては、ネットとかでもいろいろ情報を目にしたけれど、藤田騎手が実際目の当たりにしていることをそのまま書いてくれているので、“勝てなくなった”理由にようやく納得できました。

    藤田騎手のような人には、もう少し頑張って続けてもらいたいと思いました。

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著者プロフィール

藤田 伸二(ふじた・しんじ)
1972年北海道新冠町生まれ。JRA騎手。
中学卒業後、牧場勤務を経て競馬学校入学(7期生)。1991年デビューし、JRA賞(最多勝利新人騎手賞)受賞。騎乗回数は1万4000回を数え、通算1829勝。
デビュー以来、武豊の27年連続に次ぐ21年連続重賞勝利を果たし、1996年のダービー(フサイチコンコルド)、1997年の有馬記念(シルクジャスティス)、2002年の宝塚記念(ダンツフレーム)、2010・2011年のジャパンカップダート連覇(トランセンド)、2011年の天皇賞・春(ヒルノダムール)など重賞93勝。
特別模範騎手賞、フェアプレー賞、優秀騎手賞など、表彰歴多数。
(記録はいずれも2013年4月1日現在)

「2013年 『騎手の一分――競馬界の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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