その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4361
感想 : 293
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938532

感想・レビュー・書評

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  • 私には合いませんでした。可能性を否定していく展開が繰り返しで早々に飽きてしまいました。好きな人は好き。期待しすぎました。

  • 奇蹟を追い求める探偵。普通の探偵者とは違うアプローチでおもしろかった。
    色々な仮説を読めるのも新鮮だし探偵が反証するのも見ものです。
    個人的には内容は少し難しい気もした。

  • 新しいミステリーすぎて困惑面白かったもう一度読まないと!

  • 初めに事実があり。そこから可能性を生み出し、否定していくスタイルは面白かったです。しかし、内容がてんこ盛り過ぎて、それは要らなくないかな?と思う要素があったように思います。ラノベ感が否めない。

    探偵と枢機卿の対立
    中国の闇社会
    宗教団体

    は詰め込み過ぎな様に思います。

    海外要素を入れるなら1個に絞る方がいいかなと個人的には思います。

  • めーっちゃ読みやすいし、テンポがいいから読んでいて楽。書いてあることを理解するのが好きな人は楽しいと思う。

    最初からこちらにはほとんどの証拠が提示されていて、その中でそんなことも考えられるの!?っていう驚きが最高。
    久しぶりに作者買いしたいと思える作品でした。

  • 今までにないジャンルで、読んでいてワクワクした。

  • 最後のトリックは考え方を変えるとあっけないが、優しい気持ちになれます。

  • 仮説を否定し奇跡を認めようと抗う探偵の話。
    終わり方としては個人差がありそうだし人によってはモヤモヤしたまま終わってしまう方も居そうだなと思った
    だが、自分としては最後までこのタイトルからぶれること無くひとつの終わり方として良いなと思ったし、もちろん新鮮味もあって面白かったなと思う。
    ただやはり漢字があまりにも難しかったり少しでも日を開けると人名なんだっけ?となってしまうのでそこは耐性があった方がより読みやすいしオススメです!

  • 2.0

  • 登場人物の設定、セリフ、地の文がごちゃごちゃしていて読み辛いです。色々設定詰め込んだラノベという感じ。

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著者プロフィール

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。
第2作『その可能性はすでに考えた』は、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席捲。
続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!  2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。
また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に。
他の著書に『探偵が早すぎる』(講談社タイガ)がある。

「2018年 『恋と禁忌の述語論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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