路地裏のほたる食堂 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
3.22
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本棚登録 : 653
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940467

作品紹介・あらすじ

「あんたの秘密。聞かせてくれたら、金はいらない」
お腹を空かせた高校生が甘酸っぱい匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること……。
彼が語り始めた“秘密”とは? 闇夜にまぎれるように佇む路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。

感想・レビュー・書評

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  • プロローグと本編は、最終的にはつながっていたが自分の中の違和感は正しかった。(Amazonのレビューの方が丁寧に説明してくれている。)お料理の章立てになっているのに、あまり匂ってこない。いや、神さんのご飯は絶対的においしいのだけれども。

    岐阜県が舞台になっているんだ!昨年ドラマ化されたハヤブサ消防団みたい。(図書館で予約しているが、まだ回ってこない。)
    レンガに不良に、猫缶。根っからの悪人はいなさそうだけれども、不穏な空気の流れた亘の教育実習2週間。実習中にあんな出来事があったら、絶対に実習に集中できない。ってか、実習でへとへとのはず。

    最後、神と遥太に共通点らしきものが見えて、今回は終了。否が応でも第2弾に続いていく感じ。

  • 土地柄、屋台に全く馴染みがないので憧れがあります。あっても入る勇気が湧くかどうかですが…。餃子が食べたい!

    いつ最悪の事態になるのかとハラハラでした。円満に終わってくれてよかった。

  • 不思議な占いをしている。
    結果的に全てが丸く収まったから良かったものの、素人が手を出すには色んな意味で危険な場面が多かったのでは。
    自分とは何者なのか、それすら分からなくなっても正気でいられるのは凄い事ではないか。

  • 真夜パンが好きだったので手に取ってみたが思いの外読み進めるのに苦戦。。。
    なんかのめり込めない、表紙から受けるイメージと物語のギャップなんかもあり、最後駆け足で読み終わらせた。
    続きは他の皆さんの評価みてから読む読まない判断しよう

    2022.4.14
    57

  • 題名にある食堂の店主を主人公と思って読み始めた。この主店主、登場シーンが少なく人なりが分かったのは最後の最後。少し寂しかったな。主人公亘くんごめんね。
    続編があるみたい。読もうか迷い中。

  • 教育実習で出身高校にきていた亘と同じく教育実習にきていた幼馴染の結衣。
    謎の屋体の料理人と高校生の炊飯王子が絡み、街での猫缶事件が勃発する。
    サクサクっと読め、面白いかな。色々な人間、人生があるということ。

  • 「真夜中のパン屋さん」シリーズが心に残ったので、その流れでこちらも読みました。
    内容を把握するのに時間と労力がかかったかな。
    展開が様々な方向に進むのだが、そこになかなか入り込めなかったです。
    次作を読むのは正直迷い所ですが、期待して読んでみようかなと思います。

  • 記録

  • 予想通りというか期待通りというか、やっぱりみんなイイ人だったね。不穏な空気をいい意味で裏切ってくれるのは、この作者のこだわりなのかな。私は好き。

  • 「ほたる食堂」の店主がお話のメインかと思いきや、ほぼ出番がなくて残念。
    真相が明らかになるまでが長く、入り込めずに挫折。メインの登場人物に魅力を感じられなかった。

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著者プロフィール

1975年、岐阜県生まれ。2005年に「ゆくとし くるとし」で第9回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー。『真夜中のパン屋さん』で注目を集める。

「2019年 『路地裏のほたる食堂 3つの嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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