χの悲劇 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990738

感想・レビュー・書評

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  • 2016/12/09

  • 元・真賀田研究所職員の島田文子が主人公。前作からはかなり時間が経過しているようだ。
    S&M、V、四季、M&R、W、Gの各シリーズが交錯する、まさに本シリーズの転換点。
    後半に判明する人物の関係性に鳥肌が止まらない。
    そして現れる真賀田四季。
    すべてのシリーズを読破している森ファンなら文庫化を待たずに読むべき。

  • 小さいどんでん返し

  • あぁ、もうついていけないかも。
    最後の最後でリアルに叫んでしまった。
    時間軸についていけない。。

    シリーズから離れていたので、
    ぼんやりとしたイメージの中で読んでた。
    森さんの全てのシリーズが完結する日が来たなら
    一堂に並べてゆっくり読みたいなぁ。

  • これは読み易かった。森博嗣なのに・・・
    色々リンクしてくのがスリリング。
    途中のネット内での攻防戦がドキドキでした。面白かった。
    そして、島田さん、よかったね。
    Fからどのくらいの時代なのか、ラストでやっとぼんやりイメージできた。

  • SFチックだった。

  • 島田文子さん再登場したと思ったら今度は主人公?
    海外で仕事をされていてご活躍のようで何よりだと思ったのに、まさかこんな結末で物語が終わるとはね。
    それにしても、島田さんは印象に残っているぐらいのキャラクタだから「すべてがFになる」でも非凡な部分があったのかもしれませんが、ここまで優秀な人材だとは思いませんでした。「すべてがFになる」を読み返すときの楽しみができました。
    ところで謎の人物カイはシンプルにあの人だと思っていいのかな?

  • 2016/9/13読了。

  • 天才の頭の中を覗くことができる、それが森博嗣作品の醍醐味。この人があの人で、あの事件の真相はこれで…とかぼんやり思い当たることはあるけれどそこじゃなく。
    この話のスピード感、好きです。

  • 抽象化することで理解できそうなものが曖昧になってゆく。そしてラストの様式美。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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