- Amazon.co.jp ・マンガ (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063132489
作品紹介・あらすじ
西暦2029年。より複雑化していく犯罪に対抗すべく結成された特殊部隊……公安9課に所属するその組織の名は、攻殻機動隊と呼ばれた。
西暦2029年。通信ネットワークに覆われ、膨大な情報が世界を駆け巡っている超高度情報化社会。しかし国家や民族、そして犯罪は依然として存在していた。より複雑化していく犯罪に対抗すべく結成された特殊部隊……公安9課に所属するその組織の名は、攻殻機動隊と呼ばれた。
感想・レビュー・書評
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攻殻機動隊SACから攻殻を知って原作に手を出さないまま、10年以上経ってしまった…いま思うともっとはやく読んでおけばよかったと思った…
このサイバーパンクの世界観が好きなんだなと再確認できたのはとても良かった。人間性に対する問いが所々あってもっと読めば別の発見もできるのかなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイバーパンクな世界。
戦闘ジャンキーの語る哲学的な世界。
書き込みがすげぇ長いけど、そこがまた楽しいんだ。 -
西暦2029年。通信ネットワークによって膨大な情報が世界を駆け巡っている社会。しかし国家や民族、そして犯罪は依然として存在していた。より複雑化していく犯罪に対抗すべく結成された特殊部隊……公安9課に所属するその組織の名は、攻殻機動隊!
ぼくが攻殻に入門したのはSACから。スカパーが見られず、DVDを買っては何十回と繰り返し見ていた。SACでも圧倒的な情報量を誇るも、刑事ドラマ+文学的で入りやすかった。その後に原作へ挑戦。キャラクター性も物語も全く違う雰囲気で面白い。91年でこれを描いていたというのが凄まじい。
物語は難解。解説しろと言われてもできない(笑) ただ、噛めば噛むほど味が出る。電脳などの設定は画期的だし、取り上げられる社会問題も今読んでも新しく思える。社会情勢、利害関係を潜り抜けていった先には、人形使いなる存在が立ちはだかる。生命とは?という哲学性も飲み込んだ広大な物語。
最後に好きなセリフやコマ外の注釈を印象して終わります。
「『気持ち』は判るが邪魔だからしまっとけ」
「俺はロボットじゃねぇんだぜ!」
現実には「力は正義」である事が多いわけだが、これに反発して「力は正義にあらず」といった理想もある。しかし正義を通そうとするならそこに力が必要であり、理想は実現が難しい。更に正義と言っても「全体と個」や「キリスト教社会とイスラム教社会」等両方が互いに正義から生じて互いを悪とみなすケースも多く、もはや正義などという言葉は古めかしくさえ感じられる。「より多数の合意」が正義であるならば、情報というものはものすごく重要になる。
「偽善よ 消費優先の生活こそが貧困国に対する暴力だわ」 -
前に持っていたコミックスが紛失していることが判明したので、購入し再読。
映画版がいかに効率よくリミックスしているかを再確認。
上部構造へのシフトを、天使の足と羽根で表現しているのが今回印象的だった。
そしてネットの海から発生した生命体が素子と融合することでさらに生命に近づくという結末……
壮大な不気味さといったものを感じさせる。 -
情報量が多い割に説明的台詞が少なめ。難解で不親切。
でもそのとっつき難さも含めて魅力。 -
士郎正宗を実際読んだのは初めて。細けー。脳内劇場どうなっているんだろうw。
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「ネットは広大だわ」
映像作品から入っているのでキャラは違うし、読みにくいマンガだが、やはり面白い。
人形使いとの会話、接続が見どころか。
欄外の士郎氏のコメントは、1991年を初版発行漫画ということを忘れさせないくらいビビットである。 -
サイバーパンクの世界観の源流を辿ってたら出会った。今の時代から考えると、順当な近未来という感じだが、発行された時代を考えると革新的だと思った。AIの記述に詳細な注釈が入ってる部分はその用語がまだ浸透していない時代背景を物語っていると思った。最終的には宇宙規模の量子力学、宗教的世界観を巻き込んだ本格SFに行くところは予想外だった。
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タイトルだけ知ってたけど
なんか漫画か映画のSFチックなののフォロワーだと誤解していた
みんなこれを真似してんじゃん!
つか時代が追いつこうと必死じゃん
博覧強記とのこのことか
FANUCさんとPFNさんの取り組みとか 学習させてコピーすればマシン大量生産とかまんま本書にある