おひとり様物語(1) (ワイドKC)

著者 : 谷川史子

• 講談社 (2008年10月10日発売)

感想・レビュー・書評

[飴南瓜さんの感想 · 2013年2月21日]

おひとりさまオムニバス。
一話の子の幸せ感すっごくよくわかるぅ～！
さらりと人生の一頁を拾う谷川さんの優しい描写が好きです。

[aipon79さんの感想 · 2012年11月13日]

わかちあうという幸福
傷付けあう それすらもきっと素晴らしくて
でも今の私にはこれがきっと精一杯なんだ

[名和 雪さんの感想 · 2012年10月25日]

色んなおひとり様がいてでもみんなが前向きで好きでした。

[fallsさんの感想 · 2012年9月23日]

職業がOLとマンガ周り（漫画家とか編集者とか）に偏っていて世界が狭い印象だし、ストーリーも構成もひどく甘い。連作にするなら最初からそのつもりでがっちり組み立てるべき。
絵はかわいいのに。

[lovemusic718さんの感想 · 2012年9月16日]

レンタル。
２話目がいちばん好きだなあ。
なんかほっこり！

[きりんさんの感想 · 2012年9月3日]

20代～30代の女性達を主人公とした、谷川史子先生による短編集。「おひとり様」という単語から恋愛に対してネガティブな女性達のストーリーかと思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。結婚を考える31歳OL、遠距離恋愛中のカップル、恋が終わったばかりの大学生など、様々な「おひとり様」の形が描かれます。オムニバス形式ですが世界観は繋がっている様で、登場人物同士が知り合いだったりします。

ひとりでいるからこその楽しさ、寂しさ、幸せというものがあると思うんですが、それが谷川先生独特の柔らかいタッチで表現されています。パートナーの有無は関係なく、精神的に自立し、幸せになる努力を惜しまない女性はかっこいい。第一話の主人公山波さんのライフスタイルは、読書好き独身女性の憧れだなあと感じます。週末は仕事が終わるとまっすぐ家に帰り、借りてきた映画をのんびり見る。あついお風呂にゆっくりつかった後は、ワインとクラッカーを片手にお気に入りのソファで読書をする…。こんなおひとり様になってみたいものです。

[せんぱいさんの感想 · 2012年8月31日]

おひとり様＝独身・特定のパートナーなし・パートナーはいるけど物理的に離れている・パートナーはいるけど心が離れている…等々＝なんでもアリ(笑)なスタンスが好きです。

[さまさんの感想 · 2012年8月12日]

図書館借用。
久しぶりに谷川史子が読みたくて借用。
色んなおひとり様女子の短編集。
共感したり、へーと思ったり。

三話目の携帯見る見ない？は、
自分も一時悩んだので共感。

五話目の百合子さんは、私とは別世界でへー。

六話目の甲子園の話は切ないキュンって感じ。

巻末の谷川先生の告白物語は面白かった。

[kuotaさんの感想 · 2012年8月5日]

様々な”おひとり様”の形がつまった短篇集．ここでいう”おひとり様”は独身って意味だけじゃなくて，遠距離だとか，心が遠い，とかも含めた色々なもの．

ひとりだからこその身軽さ，楽しさ，喜び，悲しみ，不安，あせり．．．必ず話のどこかに共感するとこ，はっとさせられるとこ，明日からがんばろうと思えるところがあるはず．

[唯人さんの感想 · 2012年7月10日]

谷川節健在。

しかし、真の意味での「おひとり様」度はさして高くはないんだよなー。

相手がいるのに（遠恋にしても何にしても）ひとりで過ごすことを「おひとり様」とは言わねえ。断じて言わねえ(泣)

まあ谷川好きなんで何でもいいんですけどね(笑)

著者プロフィール

５月８日生まれ。長崎県出身。1986年に「ちはやぶるおくのほそみち」（りぼんオリジナル）でデビュー。可愛くて親しみやすい絵柄とストーリーで、男性にもファンが多い。2007年12月発売のアニメーションDVD「東京マーブルチョコレート」のキャラクターデザインを担当。現在Kissで「おひとり様物語」シリーズ連載中の他、Cookie、コーラス（共に集英社）などで執筆中。

「2011年 『おひとり様物語（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」