昭和元禄落語心中(1) (KCx)

著者 : 雲田はるこ

• 講談社 (2011年7月7日発売)

感想・レビュー・書評

[香帆さんの感想 · 2018年8月16日]

1~3巻
だんだん面白くなっていった。八雲がとにかくセクシー。というかエロい…八雲と小夏の関係がなんとも言えないロマンティック。助六と八雲はなんだかブロマンス…BL好きじゃないけど不思議と不快感は無く。みよ吉が二人の仲を割く女狐に見えてくる←

[青いふくろうさんの感想 · 2018年6月13日]

深夜アニメで途中から見始めました。
食い入るように見てしまいました。
決められたエンディングに突き進むようなラストが圧巻でした。
映像美が素晴らしく、縁遠かった落語の世界に初めて興味を持つきっかけになりました。
そして、芸事を極める生き方の対照的に見えて表裏一体である様がなんとも美しかったです。
きちんと落語と昭和の世界を描きながら、ドラマチックでロマンティックで凄まじかった。
最近は素晴らしい、欲しいマンガがありすぎて困りますね。いつか自分の好きな作品を揃えた本棚が欲しいものです。
その一角にこの本を置いて、人に見せたい。

[oto0620さんの感想 · 2018年4月15日]

“満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……！？
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け！！”―裏表紙より。

[seanさんの感想 · 2017年9月4日]

よったちゃーーん♡
お師匠も周りも皆カッコイい。
けど、それを受け止め威張らず優しく笑顔のよたちゃんが大好き

[àåāåáさんの感想 · 2017年3月19日]

1-10巻。色気と読み応えのある漫画でした。

[toko-miyaさんの感想 · 2017年3月1日]

お務めを果たして帰ってきた男が真っ先に向かう先は有名落語家の8代目遊楽亭八雲。弟子は取らないのが信条の師匠が何故だかこの男を引き受けることに。
与太郎、与太郎と普通に呼ばれて本人も返事しちゃうから本名を忘れがち(強次)。

「落語の世界は駄目な奴にだってちゃんと優しいんだ」
与太のこの台詞が好きだ。

[checkoutさんの感想 · 2017年1月24日]

面白くなりそうな予感
掴みとしてはうまくないかもしれないが、つぎを読ませる力はじゅうぶんにある

[塩川宏郷さんの感想 · 2017年1月14日]

登場人物の性格描写がなかなかわかりにくいけれど面白いです。２巻以降も読みたいです。

[bishop-msさんの感想 · 2017年1月3日]

借り物

[natsume15さんの感想 · 2016年11月12日]

最終巻までまとめ読み。

落語自体にはそれほど興味がない（いつも最後まで聞いていられない）ので、結構飛ばし読みになったが、人間ドラマとしてなかなかおもしろかった。


小夏と八雲の愛憎入り乱れる関係性がいい。
小夏は本当は八雲を（色々な意味で）愛しているけれども、素直に親子になれたり、ましてや恋愛関係になったりすることはない。

そういう複雑な小夏と八雲のことを、ちゃらんぽらんなようだけど、実はちゃんと受け止めている与太郎との関係も良い。

著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ＩＴＡＮ」（講談社）にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかＢＬ作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」