- Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063883404
感想・レビュー・書評
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長かった開墾編も終わり、ついに収穫編。
前からだったけどだいぶ哲学的になってきて、なにか大事なことを知った気になるんだけどなんだかよくわからない。
命の強さ、生きる喜び、悲しみ。誰でもいつかは死ぬということ。
弱き者が生きようとすることは、つまり強くなろうとすると言うこと。それは剣が持つ強さとは違うもの。命の強かさ。そんな感じだろうか。
なんだかよくわかんねーけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人ではなく、土と格闘することで、見えてくるものがある
武蔵は、自然と向き合う
年老いた一人の百姓である秀作と向き合う
籾を蒔き
苗を植え
稲を育て
収穫する
しかし
種籾は残す
そして
また籾を蒔き
苗を植え
・・・
稲は、黙ったまま育ち
秀作は、多くを語らず、稲作の技だけを示して死んでゆく
「命を自分だけのものと考えているなら、命に価値はない」と語る沢庵
「でも、片脚は、土の上に置いといてくれ」と言い残す秀作
繋がる命の価値に目覚め始める武蔵
鍬を剣に持ち替えて
内側から強くなってくる予感・・・ -
武蔵、田との戦い、最終章。水から、土から、人々から、生き方を得ていく武蔵。舞台はついに小倉へ移る…!!
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武蔵の田圃開拓史編終わり。
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話が少し動いた。
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いよいよ小倉。
農業編での変化がどうつながっていくか、このマンガは終わりが確実にあることだけは間違いないだけに、まさにマンガ家の魂が問われる展開になってきたなぁ。 -
漫画なのだけど。
毎回心に響く。
何度読んでも、響く言葉がある。
作者は、万人に響く言葉、絵を生み出すために、自分を追い込む。
その答えが、作品として世に出る。
だから、響くのか。 -
農業最終章。
今までの農業?哲学?話の流れは退屈だったのに、なんだか本巻は良かったなぁ。
じーんとした。
伊織がかわいくて切なくて…。
秀作さんは優しくなったし、女子たちも出て来たし、伊織は元気になったし、豊左衛門はおとぼけてるし、「春」ってかんじ。
哲学的な部分もなんとなくストンと入ってくるかんじ。
予想外の展開があったわけではないんだけど、話が良かったのか、自分の心境の変化かはよくわからない。