- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086003001
作品紹介・あらすじ
王都をめざし旅をつづけるアルダ・ココたちは、途上の町で山火事に道をふさがれ、思わぬ足止めを食らってしまう。ただでさえ貧しく、しかも燃え広がる炎と煙を前になすすべもない町の悲劇に、ヨールは千年前の悲劇を重ね見た…。彼は誰の呪いをうけて石と化したのか?東の果て半島に守龍がいないのはなぜ?ウルファに迫る邪な力の正体は?不安と迷いと、新たな決意がここに-。
感想・レビュー・書評
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シリーズ3
なつかしのスタードラゴン、セイン登場!
1000年前の出来事が
少しずつアルダに語られていく…
蒼の国の守護龍になったご婦人は
彼女だよね?
リダーロイスとエマとの戦いも
語られて…
全部読み返したくなっちゃう一冊!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
緑のアルダ3巻。
今回は先生の旧シリーズ「龍と魔法使い」と「リダーロイス」シリーズのリンクが激しかったですね。
りゅーまは全巻読んだので活躍中のヨールは勿論、「風龍の婦人」の影が見え隠れするのには嬉しいやら切ないやら。
最終巻でこの二人(どっちも人じゃないけど)には感動の結末が用意されてますけど♪
リダーから登場の星龍(この世界の4種(火風水地)の異種族のハーフ)・セイン君はリダーはちらりとしか読んでいないので彼をよく知らなかったのが切ない。
リダー読んでいたら美味しすぎる登場と思います。
そして解りやすすぎる悪役白髪の魔法使い(名前この巻では出てませんがラダです)。
ロコツすぎるので最後までラスボスになって突っ走ってくれてるのはかえって意外です。
今回はヨールが悩めてましたね。
読者には某ラダさんとわかりすぎる人に逢った後のアルダ・ココがはっきりおかしいのがすぐわかるのに、本編ではヨールも気がつけないあたり彼の悩みっぷりが伺えます。
彼とウルファ、そしてアルダ・ココは思いっきり某ラダさんの罠にハマりかけたワケです;
セインさんがいなければ危なかった彼ら、確かに龍は凄い。
ちなみにすぐに山火事を止めるほどの力があってもあえて積極的にはしない(人間に肩入れしすぎたお節介はしない)のが龍ならではなんですね。
確かに人間に肩入れ過ぎることの危険性(人間以上の力があるため人間的な意識を持つのは諸刃の刃)を体現してしまったのが「風龍のご婦人」、シェイラですね。
でもこの時点での彼女は「彼」が命を全うするまで寄り添えたはずなので、いくらかヨールよりは救われているでしょうね。
彼女はきっとヨールにそのことも伝えたいかも。
併録の短編「三日月の庭」はお約束的な綺麗な話で良かったです。
犬なヨールにどつき漫才夫婦なアルダ・ココとウルファが可笑しすぎ。 -
他の作品の影がちらつくのがほんとに好き。<br />それを抜きにしても、いいファンタジーです。
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出会い→ウルファ編(?)ときて、3冊目はヨール編(?)となりました。
王都へ向かうアルダ・ココ一行は山火事によって街道が通れず足止め。
そんな中、アルダ・ココは最近ヨールが少しよそよそしいと感じる。
また、過去の出来事を話してくれないヨールに寂しさを募らせる。 -
シリーズ3作目
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これまた中学校のときはまってたあるよ・・・。
うん。
話の内容はまぁ・・・。 -
メインメンバーより脇役が好きなのは辛い。<BR>
でもまあ、私が気になっている魔法使いとカーラムも再登場。<BR>
今後が気になります。<BR>
少しずつ明かされつつ、むしろそのせいで謎が深まるヨールと半島の過去も早く知りたいです。<BR>
後書きを読んでみると、過去の部分はこのシリーズのメインじゃないと知り、他のシリーズ気になりました。<BR>
ライトのベルであまり男主人公を読む気にならない私としては微妙です。<BR>
龍が初登場したのですが、この作品と同じ世界観の小説を読んでいなかった私は、龍が人型になれるというのをすっかり忘れていました。(漫画版では知っていたはずなのに;)<BR>
いずれ、アルダたちは、守護龍を探しにいくわけで、その龍がどんな方なのかがより楽しみになりました(邪) -
第3巻
秋も深まった大陸で、王宮めざして旅をするアルダ・ココとウルファ、ヨール。山近くの土地で彼らを待っていたのは、凄まじい山火事の炎と邪な陰謀、そしてヨールの過去を知る魔法使いだった……。 -
読了日不明。未所有。記録不在のため感想割愛。