緑のアルダ 第二部〜守龍編〜 緋のウルファ 白のラダ (緑のアルダシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.33
  • (6)
  • (10)
  • (44)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 154
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086007306

作品紹介・あらすじ

正式に守龍探し一行としてお墨付きを得、龍の背骨山脈で旅をつづけるアナンシアたち。ルダート王子との争いはつづくが、そのぶん団結力も強まっている。しかし、アルダ・ココにはいまだ白い髪の魔法使いラダの呪いが残っていた。ウルファはひとり苦しむ彼女を救おうとある決心をするが、そこに待っていたのは邪悪な罠、そして思いがけない裏切りだった…!?運命の振り子がまた揺れる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どんどん成長をつづけるアナンシア姫。何がすごいって、望みにむかって進み続けることでしょう。…うん、カートラムとのことは正直、寝耳に水な感じでしたが。こっちの方でも負けてますよ、カートラム。断然、アナンシア姫が有利です。強い強い。
    ちょっと今回の展開はベタな気もします。アナンシアとウルファの一幕をアルダ・ココが目撃するとか、最後の裏切りの場面とか…。
    隻眼の女神は、やはりあの女神だったんですねー。あんなにやさしい女神を信仰していながら、どうしてラダはあんななんでしょう。まあ、信者が全員善人なんてありえないのでしょうが、どうも信仰自体が歪んでいるような気もします。
    力に傾いているというか。
    そういえば、彼がその種族の出身だということは後世に語り継がれているんですね。もしかするとそれも一役買っているんでしょうか。だとすると、ちょっと微妙な気分になります。

  • 前巻に負けず劣らずのイマイチぶり。
    とことん10巻(「龍の島」)で泣かせた「龍の試練」をバカにしています。
    作者様がラダちんを愛でたいのはわかるが(偏見)、
    やつのチンケな思考(嗜好?)にアルダ・ココ達引っかかりすぎだー!
    特にアルダ・ココは何だこのザマは!て状態。
    奴に振り回されてふらふらしまくりの彼女に何かラダちんのいたぶりの
    ほうが龍の試練より重いのかと憤慨ですよ。

    アナとカートラムさんの関係は、リダーロイスシリーズをご存知な方には
    かなりデジャビュと思われます。
    リダーシリーズは齧っただけの自分でも「フロルメイ王女+ラシェン」を
    思い出しますもの。
    アルダ・ココはいとも簡単に誤解してましたが(怒)、アナとウルファは
    お互い別に想い人がいるからか、自然に友情が通ってていいですねぇ。
    これは上記の10巻の「龍の試練」のたまもの。

    今回好感度上がったのはルダート王子。
    彼とアナも悪くないかも…てくらい彼は普通に人間ですよ。

    とりあえず、次巻続けていくつもりですが、ウルファの行方より
    このバカにした展開が何とかなることを祈ってます(おい)。
    あとヨール、出番最近少ないので彼の活躍と。

  • 相変わらずラダの呪いに苦しめられるアルダ・ココだったが、気にしないように努めていた。
    しかしアナンシアとウルファが結婚の約束をしているのを聞いてしまい、その後ウルファに八つ当たりしてしまう。
    ウルファはアルダ・ココの苦しみを無くす為、単身ラダの元へ人形を壊しに向かうが、返り討ちに遭い、魔法でラダの手下にされてしまう。

  • 第12巻
    邪悪な罠、思いがけない裏切り。なぜ…!
    正式に守龍探し一行としてお墨つきを得、山脈で旅を続けるアナンシアたち。しかし、アルダ・ココにはいまだ白い髪の魔法使いラダの呪いが残っていた。ウルファは彼女を救おうとひとつの決心をするが…!?

  • 守龍探しの道中。龍がぞろぞろ出てきます。アナのプロポーズとアルダ・ココの誤解。そしてえらいとこで切られてる!中々退屈しない展開ではあります。カートラムもアナに対してあからさまなんだけど、ウルファだってココに対してあからさまだと思う。

  • シリーズ12冊目。
    緋色の髪のウルファと白い髪のラダが対峙し・・・。

全7件中 1 - 7件を表示

榎木洋子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×