ももこの話 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460216

感想・レビュー・書評

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  • 忘れ物を何度も繰り返すとか、寒いからこたつで生活したいと言ってお母さんに怒られるとか、そんな小さい頃の“ズッコケ話”を、さくらさんと一緒になって「だめだね〜」「しょうもないね〜」と追いかけていくのが楽しかった。炸裂する屁理屈でクスッと笑ってしまう。
    こういう、作者自身のしょうもなさを笑うときに気をつけるべきなのは、意図的にダメさを表現しているのだということを忘れないようにすることで、勝手に作者をだめな人として分類すると失礼な上、あとで自分が痛い目に遭う。ツイッターだってそうなのだ。なんだかんだ言って結局はみんな確定申告を終わらせる。
    長子なので、なんとなくお姉ちゃん目線で読んでしまった。自分の数年先を生きる家族ってどんな存在だろう、と考えたりした。
    最後のお話「春の小川の思い出」では、たまちゃんとの2人だけのノリについて言及されていて、ずっとお互い特別な親友だったんだなと心が温かくなった。私にもたまちゃんのような親友がいて、ちょうど彼女がさくらさんの別のエッセイを読んでいたなぁということを思い出した。

  • これにてあのころシリーズ完走!思いがけずちゃんと順番に(あのころ→まるこだった→ももこの話)読めてよかった!
    もも子がお母さんに怒られっぱなしだからちょいちょい胸が痛くなるけど、たまちゃんと小1の時からずっとずっと親友だったことが知れてわたしは嬉しかった!

  • Jリーグのケンタの話、面白く書いてあるのに、一途に夢を追っていればどうにかなるという一例をまじえてサラッと書いてしまうところがすごいなっと思う。今回はヒロシのキャラが際立って面白かった。

  • 娯楽、娯楽〜。好き。努力しなくても調子が大事だと書いてあり、しっくりきた。努力て気概が必要だけど調子は必要ない。

  • これは読みやすくってビックリした‼️
    本を読むのが苦手な私でも、「アニメちびまる子ちゃん」 を見ている感じで読めた!
    中学年の方にもオススメ✨

  • 「ちびまる子ちゃん」を読んでいるような感覚で読めました。文章がシンプルで分かりやすく、非常にテンポが良かったです。
    どれもクスッと笑える話で、楽しく読み進めることができました。

  • この子供時代3部作の中なら1番好き

  • さくらももこさんのエッセイ。
    ちびまる子ちゃんのアニメは
    子供の時から見てるけど
    小説を読んだのは初めて。

    まるちゃんの小さな日常の出来事にほっこり。
    父、ひろしとのやりとりが好き。
    まるちゃんは完全にひろし似だと思う。
    人間ってそんな完璧な生き物じゃないよねって
    安心すると同時に心が優しくなれる一冊でした。

  • あとがきが1番好きだったかもw なんだかんだ終わらせるんだからやっぱりプロだよ

  • 当たり前になって読めてること感じが兄弟の話を聞いてるみたいで好きです

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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