- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087461039
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
3巻は楊志、史進が主人公であるように感じた。
賄賂の生辰綱を奪われ、落ちぶれ、賊に身を落とし、人生が一気に変わったと言えるかもしれない。
しかし、一方で今までに感じていたモヤモヤした思いからは吹っ切れたと言えるが、賊になったらなったで新たな悩みを抱え、実に人間臭いと感じた。
史進は原典ではずっと強い人間として描かれていたように思うが北方版で若いなりに悩みを持っているのが印象に残っている。
また、朝廷側も各地の賊が勢力を拡大するのを待つだけではないことも面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第3巻。梁山泊を中心とした反乱の動きに、官軍が気づき始め、徐々に両者の絡み合いが始まる。
まだまだ新しい登場人物が続々と登場するが、よくぞまあ、このような複雑な歴史物を小説として纏められるものだ。作家ってやはりすごい。 -
女好きとメンヘラの悲劇なお話し
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2021.11.7
動き出して来たなぁ。推しは今のところ魯智深かな…早く盛り上がって欲しい。 -
じわーっと力を溜め込む期間になっているので、ここが!というシーンはないものの、でもそれなりに楽しめちゃうのよね。
じゃあ今回のポイントはと言うと、地味に宋江の弟ではないかね。地味に暮らしてきて遂に幸せを掴もうとしてなんか微妙に失敗するという、いや地味だな、ていうか君誰だっけっていう感じもありつつ、まぁ頑張れと言いたい。
しかし概ね女子に厳しい展開が多いな。だいたいが薄幸やで。 -
おもろい 登場人物多い
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4.1
キングダムのような軍事的激アツシーンが増えてきている一方で、楊志やら曹生の移りゆく心情を表す活字たちも響いた。 -
生きかたについて、学ぶべきことが多い。
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北方水滸伝の大発明、青蓮寺が実態を現す3巻目。