水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)

著者 :
  • 集英社
4.15
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感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461442

感想・レビュー・書評

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  • どんどん話が進んでいくと共に仲間の死も。
    解説を読んでいて「皆、生命の捨てどころ、使いどころを心得ており、彼らにとっては己れの死すら梁山泊が勝ち取った勝利の一つなのだ」というところに成る程と思った。
    物語の彼らの死は本当にかっこよくて潔い。
    それにしても馬桂の件はなかなか長引くけれど、これが片付く時、物語がまた動きそうな予感。

  • 【おののきながら、しかし夢見た戦。「替天行道」の戦だ。】

    官軍もちゃくちゃくと準備を進める。数だけなら梁山泊はまだまだ小さい。。
    そして、裏切り者を突き止めた時選。おもしろい。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    ついに宋江が梁山泊に入山するとともに朝廷による行動も一気に加速してきた。青蓮寺はどのような反撃するのかと考えたが、ここで独竜岡が出てくるのかと感心した。
    宋江が入山後の大きな山の一つが独竜岡との戦いにどのように展開するのかが今から楽しみだ。

  • はい。

    もう何もいうことなし。

    もう、もう、もう、カッコいいの一言。
    スパイの女に早く気がついてほしぃ。
    そして、もう一人も命を落とさないで欲しい。

    男前が傷つくのを見るのはもう嫌だ。笑

    ただ、ただ、そう思う私でした!!!!

    この本。終わらせたくない。一生読んでたい。って思える、久々の大好きな長編です。

  • 第7巻。官軍にデキル軍師が現れる。これまでとは異なり、徐々に締まった強い組織へと変わり始める官軍。でも、そんな彼にも人間らしい弱みがあることも示唆される。この先の伏線なんだろうな。

  • ボスの介護のせいでわりと部下死んでるお話し

  • 相変わらず官軍の盛り返しが激しくて、盛り上げるためにも簡単には負けんぞ、という意気込み。でもいかんせん、末端の能力では劣るのよなぁ。質 VS 量の戦いなので、いうても三國無双みたいになってしまうのは、まぁしょうがないか。
    しかし馬桂が今後もいい感じに生き残って皆をひどい目に合わせそうじゃないの。楽しみ。

  • 2021.11.19
    次の戦は熱い戦いになりそうだなぁ。
    死ぬなよ。しかし、死を恐れるな
    は名台詞。

  • 4.2
    なぜか7巻だけ評価し忘れてた。

    阮小五は今までで一番泣きそうになった。
    けどやっぱ雷横の最後の戦闘シーン。
    今までのアクション場面の中でも1,2を争うカッコ良さだった。
    生き様も、a.k.a.である「挿翅虎」としての強さもカッコ良すぎる。最後の最後に渾名の全貌が明らかになるのも美しい。

  • 著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家)

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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