水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)

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  • 集英社
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感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461442

感想・レビュー・書評

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  • 辛くなったからここで読むのをやめようと思います

  • 原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。
    原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!!
    原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。
    俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入ったあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。

    水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。


    最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。
    108人全員が個性的でなおかつ熱い!!
    『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。
    また、全員死に様がかっこ良過ぎる。
    漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。
    豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。

  • 13.12.17

  • いやー、前半は痛快。
    中盤は胸が締め付けられる思い。
    後半は敵方の巧妙さにハラハラ。ああ、僕の梁山泊軍、大丈夫か?
    そしてラストはあっと驚く展開。もう続きを読まないではいられない。

  • 2013.8.14

  • 遂に梁山泊をつぶそうと宋国側も全面対決の姿勢に変わってきた。梁山泊軍の士気は高いが、何しろ敵は圧倒的な人員・物量を持っているわけで、この先どうなっていくのか! それにしても以前に吉川英治先生の水滸伝読んでるはずだけど、全然思い出せない・・・

  • 数万の官軍に囲まれた宋江の奪還に、梁山泊の男たちが駆ける。その奪還に掛ける意気込みに、宋江の存在がどれほどのものかを思い知る。

    次々と出てくる戦死者。
    どうしても失いたくなかった同志なのにという思いが去来するけれど、それが物語にリアリティを与える。

    馬桂が思いの外頑張ってる。もっと早くに離脱するかと思っていたけど。

  • どんどん死んでく(´・_・`)あと馬桂がなー…

  • 追い詰められた宋江一行の脱出劇の巻。

    少華山の面々と宋江もようやく梁山泊へ。

    雷横と阮小五には泣きました。
    特に阮小五…これからの軍師だったのに。うう。

    そしてついに因縁の馬桂と、ちょ、時遷ー!のところで待て次巻。

  • 太原府の山中に1万以上の官軍に包囲された宋江、武松、李逵らの救出劇。一方、史進らの少華山も官軍との戦い梁山泊へ合流。また、一人一人と札が朱になっていく。史進の成長もうれしいけど、今回の注目したのは陶宗旺。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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