東京バンドワゴン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 5929
感想 : 736
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087462876

作品紹介・あらすじ

東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 続編を読みたいと思うほどでもなかった

  • 随分前にTVドラマで見ていたことを思い出した。亀梨くん主演だったな。その他のキャストもネットで見たら思い出した。加賀まりこの語りで玉置浩二が我南人で。ピッタリのキャスティングだったなー下町のホームドラマ、面白かったなー今回読んで原作に忠実だったな。あっ書き下ろしだったのかな。。。
    古書店の設定もいいし、カフェもあって、羨ましい。常連になりたい、いやここの子になりたい。今後生まれる?青とすずみさんの子に。
    シリーズ完結まで読むこと決まりかな。

  • 古き良き暖かさでいっぱいですね。

  •  人気ホームドラマシリーズの第1弾。まるでサザエさんのような東京の下町にある古本屋を営む大家族の愛と人情のコージー・ミステリー。しばらく追っていない間に18作も出ていたなんて。これは追いつくのも大変。
     ご近所さんも含め登場人物が多いが、みな個性溢れる魅力的なキャラクターばかりなので誰が誰だか…なんてことにならずに楽しく読める。私は紺がお気に入り。毎話お約束の賑やか食卓風景に憧れる。現代では望んでも手に入らない人情溢れる下町の暮らしに惹かれてしまうのは、全世代に共通して孤独が当たり前になってしまったからだろうか。

  • 続けて読みたいシリーズモノが一つ追加!
    大家族物語、古本屋が舞台、私の好きな設定ではあるが、愛人の息子を大家族の一員にしてしまう、ロックな発想は、現実離れしてて最高です。

  • 東京下町の古本屋とカフェが併設された『東京バンドワゴン』を営む堀田家は、4世代の大家族。頑固おやじの勘一を始め、みんな個性的で、昭和のホームドラマのようです。解説でも述べられてるように、頭の中に場面、場面が映像として残るような、笑いあり、涙ありの本です。シリーズ化されてるようなので、続編もさっそく図書館で予約しました。

  • 大家族のLOVEな日常
    幽霊のおばあちゃんの目線から綴られていくサザエさん⁉︎寅さん的な人情劇にほっこりしながらLOVEを感じる。
    このLOVEは、恋愛についてだけでなくロックな父ちゃんのそこにLOVEはあるのか的ないいお話です。
    表紙の雰囲気と裏表紙のあらすじから一目惚れ的にシリーズ衝動買いしてしまったのですが、当たりだな‼︎というわけで当分楽しめそう。

  • この本の最後のページに書いてあった言葉

    「あの頃、たくさんの涙と笑いを
     お茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。」

    もう感想は、これに尽きますね。
    記憶の彼方にあった忘れたくなかったものを、思い出させてくれた気がしました。

  • 気になっていたもののなかなか読んでいなかったシリーズだけど、もっと早くに読めばよかった笑
    続編読むの楽しみ

    一家全員が特徴あるキャラがすごく魅力的
    語り手のサチさんのちょっとした一言にくすっとしたりうるっときたりして最後まで飽きずに読めた

    たまに出てくる大人数でのわちゃわちゃした会話大好き笑笑

  • 中学生の娘の課題図書を借りて読む読む。素敵な家族模様や、我南人(60歳)の言う事がいちいち素敵で。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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