左岸 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 163
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087467956

感想・レビュー・書評

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  • 大変期待はずれでございました…。江國香織さんのファンですが、この話は、単なる田舎娘が不良化して上京してなんでもないありがちな道を歩むってだけの話し。あまりに退屈なので途中でやめました。下巻は読みません。

  • なぜか江國香織を読みました。
    長いな~
    何が言いたいんかな~
    一応、下も読みます。
    お風呂で(^^)

  • 高校生か大学生以来の江國さん作品。以前辻さんと協作した冷静と情熱のあいだがすっごくよかったのでこちらも読んでみた。
    昔は江國さんが書くクールな女性主人公が苦手で読まなくなったけど、この作品の主人公はちょっと今までと雰囲気が違うかも。

    くわしい感想は下を読んでから。

    とりあえず、不幸せなできごとは人生にずっと付いてくるのに、幸せはずっと留まることなく流れてしまうんだなーっと思った。

  • 江国&辻のコラボ!!

    これは読むしかない!!

    と思って買いました。

  • そんな風なことがあればどうだろう。

  • 2012年夏休み。子どものゾロリとドサクサ?にまぎれて、実母に買ってもらった文庫本1冊。普段の無邪気?で、お洒落な不倫話ではなく、子ども時代から話が展開する…。なんか普段の江國さんの作品じゃないみたい。分厚い文庫本だから、まあ気長?に取りかかります。

  • 私はまだ年月の浅い江國ファンだけど、これを読まないうちは「ファン」とは名乗ってはいけないなと思った。
    江國さん、こういう女性も書くのか、と驚いた。
    でも、「こういう女性」を書いても、その文体から優雅さを感じるのは、他の作品と変わらない。
    もうこれは、江國さんの人柄なんだろうな、と思う。
    時代設定、方言、一人の女性の生き様、という共通点からだろうか。東野圭吾氏の「白夜行」を連想させられた。

    同じ辻仁成氏との共作(「競」作?)だからと、「冷静と情熱のあいだ」のようなものを期待していると裏切られる。
    今、この「左岸」の下巻を半分ほど読んだ。
    「右岸」も気になるが、「左岸」とはまったく異なる趣になっていそうな予感がする。だから少し警戒してしまう…。

  • 茉莉の奔放な人生。小説だからって分かってても羨ましい。

  • 73点。辻仁成著「右岸」に比べて、随分と地に足のついたお話(いい意味で)で、それなりに面白く読めた。主人公女子・茉莉の自由奔放な生き方はは、私は割と好きな部類。 茉莉が家庭教師から言われる『要領を考えないのは、大物で上等な人間の証拠だよ/うらやましいわ/私は昔から要領がいいの』というセリフが結構好きだった。

  • 幸せな家庭に、違和感‼

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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