オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
4.15
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本棚登録 : 2031
感想 : 164
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468250

感想・レビュー・書評

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  • 今回も温かかったな〜
    だんだん研人や花陽が成長していって寂しさのようなものも感じるけど、でも2人が大人になっていく姿を見れるのもまた楽しくて、これからも楽しみ。

    前々の作品からするとストーリーの事件性は減ってきている気がするけど、それはそれで堀田家の日常を覗かせてもらっているようで楽しい。

  • 面白かったぁ

  • シリーズ5作目
    ここ数冊、事件が大きすぎて引き気味だったけど、今回は穏やかな感じ。
    どんどん時間が流れる小説なので勘一さんやがなっちゃんのお年も気になるところ。
    自分が歳を取ってどういう生活をしたいかなと考えるこのごろだけど、こういう生活がいいな。
    ワイワイ騒げる家族がいて、近所に行きつけの飲み屋があって、友人が毎日のようにやってくる。
    そうか、子供のころのオバアチャン家だ。
    朝ごはん食べてきちゃっててもあの輪に入りたくて「ご飯食べてない」って朝食にまぜてもらった、あの家。
    今回ももちろんビートルズを聴きつつ、鼻歌で歌いつつ読んだ。
    たくさんのLOVEがでてきたねぇ。
    研人くんいい男になったなあ。
    「おじいちゃん、いっつも言ってるじゃない。心の底からLOVEを唄えば、それが通じるんだって。」

    テレビドラマが始まりました。
    基準が亀梨くんなんだな、というキャスト。
    勘一さんはもう少し「ばかやろー!」が似合う人がよかったような。泉谷しげるとか。いやそれだと勘一さんが歌いだしちゃうか。
    でも、意外にすんなり見ることができて驚く。
    もう少し殴り合いとかドタバタで食卓吹っ飛ぶくらいやってほしかったけど、今のご時勢では厳しいのかなあ。

  • 安定の読み応え!ホント、サザエさんのちょこっと謎解きバージョン。

    毎回登場人物は増えたり減ったりするものの、だいたい同じ家族のメンバーがあちこち行ったり来たりで、謎解きが始まったりなんだり。
    笑笑

    安定して面白い。

    ガナトが歌えなくなったのはちょっと事件かな?

    今までの物語の中で出てきた人が、また出てきたりもするんだけど、さすがにそこまでは把握しきれなくて、この人なんの時に出てきたひとなんだろー?忘れたっていうのもチョコチョコあるから、、、長いから仕方ないけど、もう少しヒント欲しいなぁ。

    大体は思い出せるんだけど、たまに全く思い出せないひといたりもするんだわ。笑笑!!!

    息子の友達とか厳しいなぁ。笑笑

    そんなわけで、もう少しこざっぱり主人公まとめてくれたらいいんだけど、これがまた面白いのかなーと思うわたしでした。

  • すっかりこのシリーズの虜になってしまいました。久々の本ストーリー。小学校を卒業したり、藤島さんの決断があったり、紺さんの過去に迫る話だったり、しんみりする部分もあったりといろんな要素がたくさん含まれた巻でしたが、このシリーズらしく最後はほっこりしました。
    毎回読んでて思うけれど、堀田家の朝ごはんは本当においしそう。一度食べてみたい!

  • 東京バンドワゴンシリーズ第五弾。
    下町の古本屋の大家族に起こる大小様々な事件。紺が大学を辞めた訳、可愛い恋の話、藏に眠るお宝の話などなど。
    それの全てがLOVEで解決。
    登場人物がちゃんと年を取って行き、知っている家族の歴史を
    見ているような気持ちになる。
    前作を読んでから、ますますこのシリーズが好きになった。
    続きが楽しみ。

  • ああ、今回のももう読み終わってしまった~!来年が待ち遠しい....(T-T)
    やっぱり東京バンドワゴンは私のNo.1だ!

  •  研人の成長が著しい第5巻。いつも飄々としている我南人が研人に励まされるなんて。解説にもあるように、自分も堀田家の一員とまでいかずとも、親戚になったような気分になる。サチが語り手なので初登場の人物も既出のように表現されるため、読み飛ばしたように勘違いしてしまうのが悩ましい。それにしても堀田家の人々は漢気がある人ばかりだな。私の推し・紺の過去話もあり、さらに好きになった。我南人のお友達キースは、やっぱりキース・リチャーズかな?

  • シリーズ5作目。

    早くも5作目。登場人物も年を重ねて行くし研人や花陽ちゃんの成長にはしみじみ。。
    まるで近所にいるような、登場人物の成長を見守ることのできる大好きなシリーズものです^^
    今回もハートフルで最後はLOVEだねぇとほっこりまとまるお話に心があたたかくなります♪

  • LOVEだねぇ。
    ホントに毎回LOVEを感じる話ばっかりで大好き!

    特に木島さんの言葉が心に響いて、暖かくて涙がでた。堀田家は本当にみんなに愛されてるんだなぁって。

    LOVEだねぇ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「LOVEを感じる話ばっかり」
      良いですよね!!
      と言いながら、私は未だ3冊しか読んでナイ。早く次の「マイ・ブルー・ヘブン」を読まなきゃ、、...
      「LOVEを感じる話ばっかり」
      良いですよね!!
      と言いながら、私は未だ3冊しか読んでナイ。早く次の「マイ・ブルー・ヘブン」を読まなきゃ、、、
      2012/06/14
    • おいもさん
      ホントに大好きなシリーズ!
      まだまだ続きそうなのでこれからも楽しみです!
      ホントに大好きなシリーズ!
      まだまだ続きそうなのでこれからも楽しみです!
      2012/06/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「まだまだ続きそうなので」
      ですよねぇ~
      私が先ず楽しみにしているのは「タイトル」!次は何かなぁ?(最新刊を読めるのは先ですが)
      「まだまだ続きそうなので」
      ですよねぇ~
      私が先ず楽しみにしているのは「タイトル」!次は何かなぁ?(最新刊を読めるのは先ですが)
      2012/06/21
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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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