言えないコトバ (集英社文庫)

著者 : 益田ミリ

• 集英社 (2012年6月26日発売)

感想・レビュー・書評

[めぇさんの感想 · 2021年6月22日]

わたしにも言えないコトバや、言っているけど実は使いたくないコトバがあるので興味を持ちました。
漫画やイラストでの会話にも共感したり、クスッと笑ったりしました。

ほんとにわけわかんない、と思う人もいるんだろうと想像します。わけわからん人はいいのです。それで。でも、ちょっとへぇーくらいには思ってくれると会話しやすいですね、と思いました

[あやさんの感想 · 2023年12月24日]

日常で他の人は使っているけど、著者さんは言えないコトバについての本。分かる！と思うものから考えすぎじゃない？と思うものまでいろいろあるが、確かにツウぶっているように感じられる言葉は私も言えない。言っていて恥ずかしくなってきてしまう。あっという間に読める本だけど、すごく親近感を抱き、益田ミリさんを身近な人に感じられる本。

[chariots0さんの感想 · 2022年9月28日]

誰もが「あるある！」と言いたくなるような「言えないコトバ」がたくさん紹介されていた。
さすがに自意識過剰でしょ！と思うような内容も多かったが、一瞬で読めてしまった。
私の中では「親友」という内容が一番考えさせられた。
親友ってなんだろう？何でも隠し事なく言い合える関係だけが親友ではないし、そもそも親友なんて言葉に縛られる必要なんかない。「なんとなく良い関係」でいいじゃないと。
私も30代を過ぎて40代も近くなってきた今だからこそ、考えさせられてしまう内容だった。

[reader93さんの感想 · 2015年7月25日]

世間では使う人が多い言葉だけれど、自分で言うのはなんだか気恥ずかしいのはなぜだろう。そんな自分の気持ちをうまーく表現してくれる本です。
中には「これは私はいつも使うなぁ」という言葉もあったけれど、ところどころ、わかる〜と頷きながら読んだ。

例えば「おあいそ」。私も益田ミリさん同様「お会計おねがいします」と言うなぁ。「おあいそー」と言う人を見ると「通っぽくてかっこいいな」と思い、「自分は通じゃないので、お会計おねがいしますでいいか」と思う。

「ひとりごはん」という言葉には「ひとりで行動できるクールな人」的ニュアンスが入っているんじゃないでしょうか。それを「ひとりぼっちごはん」と変えてみるとちょっと物悲しい。言葉って面白いですね。

[reader93さん · 2015/08/05]

だいさん、コメントありがとうございます。そうか、業界用語からきている言葉が多いのですね。さらっとそういう言葉を使えるようになりたいものです。

[christyさん · 2015/10/20]

この本もおもしろそう~。「おあいそ」って私も言えないです。通って感じしますよね。先日、若い男の子と話していて「相方が。。。」っていうから、漫才でも趣味でやってるのかと思ったら、彼の奥さんのことでした、びっくりww。

[reader93さん · 2015/10/20]

christyさんも「おあいそ」って言えないのですね！一緒だー。配偶者を「相方」っていうの、以前誰かのブログで見て私もびっくりしました。「パートナー」を和訳した感じなのかな

[おくとぱすさんの感想 · 2024年1月20日]

言えないコトバ
とか言われてみればあるけど、考えたことってありませんでした!!

今はティーンだから気にしないだけで、私が使えなくなる言葉もあるのかも。。。

繊細且つ鋭い益田ミリさんの視点を、漫画と合わせて...!
最高のエッセイ

[erikaさんの感想 · 2021年2月14日]

益田ミリさんの名前はよく聞いてたけど作品を読んだのは初めてでした。世間ではよく使われてたりするけど、ミリさんが口に出すのは恥ずかしいコトバを集めたエッセイ集。わかるわかる〜と思うコトバもあれば、そういう考え方をする人もいるのか！と思うコトバもあって人の感覚って面白いなあと思った一冊でした。特に印象的だったのが「思ってたより」。今まであんまり気にせず使っていたけど、ミリさんのいう通り"さわやかな意味でのみ使用するに限る"本当にその通りだと思いました。

[yyy333さんの感想 · 2019年12月22日]

確かにと思うところもあるが、個人的には気にし過ぎなような感じがする。

[pomme03さんの感想 · 2019年8月23日]

聞いて意味はわかるけど自分では使えない言葉たちのエッセイ。チョイスが面白かったけど、益田ミリは細かいことを気にしすぎ感は否めない。

[piculさんの感想 · 2016年6月21日]

何気なく、自分が使ってない言葉ってあるな〜と思ったし、私も〜！っていうところが沢山あって読んでいて面白かった。
普段自分が使う言葉を真剣に考えたことが無かっただけに、これからはよく考えて使おうと思った。

[れーちさんの感想 · 2013年7月6日]

サクッと読めて面白い。
ゆるーい感じがいい。

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか？』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。