- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087477092
感想・レビュー・書評
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2、帽子、きゅうりというよくわかんない表記の主人公たちに最初びっくりしてしまった。文章自体は江國さんっぽく本当にさわやかで読みやすいものであったが、内容はほっこりかつ奥深さも感じて自分的にはかなり好きな本だった。日々の暮らしに少し疲れた時に読みたい本なのかなぁとも思えた。
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ホテルに住む「きゅうり」と「帽子」と「数字の2」が友情を深めていく話。のんびりと音楽でもかけながら読むのに最適。1時間ほどで読める
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現在自称本読みの方々から人気な人女性作家編その一。江國香織さんは児童書作家で好きだったので私がリアルタイムで読んでる唯一の作家さん。例えるなら「少女の狂気の純粋培養」が相応しい。ただ途中から彼女は大人になってしまったから今はあまり読まない。ただたまにこのような大人の童話を書くのでやはり好き。これは挿絵も秀逸で本棚に入れているのが幸せ。
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数字の2、はこういう性格してるよ、絶対。
そりゃあ、きゅうり、なら、こういう性格だろう。
そう思わせる江國香織はすごいと思う。
こういう話どんどん書いて欲しいな。 -
ホテルカクタスというアパートに住む3人の男の話。
童話みたいなお話だった。
なにも考えたくない時はこれを読もうと思った。
すごく和みます。 -
江國香織さん特有のファンタジーな世界
ホテルじゃないのにホテルカクタスという名のアパートに帽子ときゅうり、数字の2が住んでいました。
この時点で江國さんらしい発想。美しい。
個人的には帽子がすきです
一匹狼でハードボイルドな帽子。
あたたかい。ひとつひとつの表現をかみしめるかのようによみたい本です -
きゅうりが一番好き。まっすぐでうざいところとかね。
私自身は数字の2に近い気がする。数字の2がグレープフルーツジュースを飲む理由とかなるほどと思う -
再読。不思議と、何度も読みたくなるんだなあ。
おそらく、今後もずっと好きでいられそうな作品。
挿絵のせいもあるのか、少し物悲しい感じがします。今の季節読むのにぴったりではないでしょうか。
ちょびっとしか出て来ないけど、黒猫の存在がいいアクセントになってる。 -
かなり好き