- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087482768
感想・レビュー・書評
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リアルすぎて
やだった。
お金って
大切。
2013.2.10詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ささやかな見栄を支えに明るく生き抜く女たちの物語」
と、裏表紙にあって、
あー、私はこんな風にインサイトに刺さる一言を相変わらず思いつかないなぁ、「女と金の超リアル」とか書いちゃうんだろうなぁ、と反省中。 -
結婚と金にまつわる女の日常。見栄や嫉妬といった負の感情もおもしろく描けてしまうのが群ようこのすごいところ。
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つつましくも精一杯生きる女性たちの短編集。
ご祝儀の捻出に苦労したり、給料の半分以上の家賃を払うためにその他の全ての生活を切り詰めたり、あるいは家族に振り回されたり、人の噂話に興じたり。
唯一男性が主人公である『金喰い虫』はエッジが効いていて面白かった。
夫となるのもなかなか大変である。
1990年代前半に書かれた作品だというのに全然古さを感じないのは、
相変わらず20代の女性の生活は大変で、その悩みも普遍的なものであり決して解決されることはないからだ、と考えると、ちょっと皮肉な気分になるけれど。
一人暮らしの人のほうが身につまされる部分が大きいかもしれない。
それぞれの物語は大きなイベントやアクシデントは盛り込まれていない。
主人公たちは毎日精一杯生きている。自分や、隣で起こっていそうな日常のお話。 -
高校生の頃、無印シリーズを
笑いながら読んだ記憶がありまして。
なんとなく、そういう雰囲気が味わいたくて
読みました。「そうそう、こんな感じだった」と
思いつつも、年をとると、素直に笑えなくなってるなー
と実感。 -
8つの短編集。
全て、ちょっとした見栄を張りたい女性の苦労と努力の物語で、とても面白かったです。 -
これは私の小説デビュー本!小説嫌いだった私が、この本をきっかけに小説を読むように。
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ひさびさの群ようこさん♪
すっきり爽快☆結婚の話題がつきないこの年齢で読んだからこそさらに笑える。
文章は軽いけど、現実と人間を捉える目、すごいなぁ!