- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087484922
感想・レビュー・書評
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高校生くらいの時に読んだ時はむちゃくちゃせつなく感じたようだ。
しかし、15年以上経った今読んだら話の流れ的に春妃が亡くなる理由がどうしても納得できなかった。事故で急に亡くなるという設定は納得いかない。こちらの感情の持って行き場がない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きじゃない。何しろヒロインぶっ殺して放り出して終わりってラストがいや。春妃がなんで歩太に惹かれたのかもすっきりしない(死の影引きずってるとことか?情熱とか?)し、やっぱり好きじゃない。
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続編の「天使の椅子」も読んでみたくなりました。
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寂しさを抱いた者同士が惹かれ合い、愛し合う。ただそれだけなのに、簡単にはいかない運命。愛することを素直に認める勇気と、真実を告げる勇気。根底に「死」というテーマが流れている気がする。読了後、とてもむなしく悲しくなった。
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学校の課題で読んだがとても読みやすかった。続きの本も読んでみたい。
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浪人生の主人公がたまたま電車の中で気になった女性は、父親の新しい主治医の精神科の先生だった。そしてその女性は主人公の彼女の姉だった。
なんだろうこの少女漫画感とでもいうような。色んなものが、フワフワしていて、全体的にパステル色で、現実味がまるでない感じ。
図書館で手にとったら「この本はとても素敵な本です。手にとったあなたは幸運な人です」と、これまたよく出来た少女漫画のような誰かのメモが挟まっていた。
うーん。「素敵」って何だろう。 -
女性の作家さんが、19歳の男性の視点から一人称で書いた作品なのですが、その主人公は、女性が期待する男性像という感じで、違和感を感じる男性は、私だけではないのでは?
実は、私にも美大を目指して石膏デッサンに明け暮れる浪人生だった時代があったのですが、ギリシア神話の女神であるアリアスに似た横顔をもつ日本女性がいるとは思えなかったし、所々に見える紋切り型の表現も作者が背伸びをしているようで鼻につきましたが、物語そのものには読者を引き込む力があり、先を急ぎたくなるような緊張感も感じられ、そういう意味では、著者の他の作品も読んで見たいという気持ちになる作品でした。
読み終わった後で調べたところ、続編もあるようなので、手頃な金額で手に入ったら、読んでみようと思います。 -
昔読んだ。救われない話だなぁと思った記憶がある。
村山由佳作品は幾つか読んだが、相性が悪かったみたい。はまらなかった。