天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 9433
感想 : 1140
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484922

感想・レビュー・書評

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  • 村山由佳さんのデビュー作を初めて読んで、ここから村山由佳さんの作品読み漁りました
    村山さんの比喩表現がすごく好きで… いつもキレイだなぁと思う

  • 美大浪人生の男の子の切ない恋愛ストーリー

    村山由佳のデビュー作
    解説でも凡庸だの何だのとボロクソ言われていて笑える
    確かに設定としてはよくある恋愛ストーリーなんだけど、だからこそ心に響くものがあるよね

    これ読んだの何年ぶりだ?
    20年くらい?少なくともここ15年は読んでない

    確かに泣けるけど、以前ほどではない
    色々と本を読んできたから感動のハードルが上がってる?
    その割に最近は涙腺がゆるくなってる気がするけどね
    なんか、思い出補正入ってるのかも?
    最後のシーンで部屋を出ていくとこがあった気がしたけど、その手前までだったか…

    まぁ、この後の天使の梯子とかヘブンリー・ブルーとか天使の柩も含めての話だからねぇ
    歩大くんの救済、夏姫の救済それぞれまでがワンセット

    なので今度はシリーズ全部通して読んでみようかね

    最初に読んだのは大学生の頃で、天使の梯子、天使の柩と歩太くんと共に実年齢も重ねていったシリーズなのでかなり感慨深いんだよね~

  • 天使シリーズ1巻目
    恋人同士だった夏姫と歩太、大学に合格した夏姫と美大の予備校に通う歩太。
    電車の中である女性に一目惚れする。その女性は父親の心の病の主治医で夏姫の姉の春妃だった。
    春妃にどんどん惹かれていく歩太。
    夏姫とは別れたが春妃の家にいるところを夏姫に見られてしまい、罵声を浴びる。
    しかしその日のうちに春妃は亡くなってしまう。
    春妃が死んだのは自分だと責める夏姫と歩太、、、。

  • 悲しい切ない純愛ラブストーリー。最後は悲しすぎる状態で終わってしまったので続編読まないと…

  • 2019.5.1(図書館)

  • 2019/04/21 再読

  • 夏姫への欠落気味(両者とも)の感情が折角の物語を台無しにしていると思う。

  • ちゅう太さんリコメンド

    なんだか切ないけど、ちょっとこそばゆい、、、かな。
    読む時期を選ぶ作品だと思う。

  • そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。

  • まじ急。

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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