インドでわしも考えた (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087492934

感想・レビュー・書評

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  • あらすじ
    インド人は老若男女、朝晩カレーを食べているのだろうか?カースト制度は今もなお生きているのか?なぜターバンをまくのか、そして女性はサリーしか着ないというけどホントか?以上の3大?の真相を求めてシーナ部隊はインドに飛んだ。静寂と喧騒の渦巻く混沌の国を半径3メートルの実感で進む面白リアリズムの人間紀行。カラーたっぷり文庫。

  • 25年ぶりくらいに読んだはず。この間、2度インドにも行った。
    ボンベイやカルカッタという地名は変わったが、書かれてることが2019年訪問時でもよく分かるのが凄い(ターバン率とかは変わってるぽいが)。それもこれも、この本がモノではなく人や風土に焦点を当てていること、そして人や風土は30年くらいじゃ簡単には変わらないということなのだろう。さらに、20年後くらいに再読したい。

  • 面白かったし、読みやすかったけどインドに行きたくないと思った
    今は時代が変わったからだいぶ違っているのかもしれないけど…

  • 沈黙の塔 鳥葬 宗教的不可思議世界 
    熟れた人妻の濃密なもだえ 語調が乱れる 四方八方天上天下上下左右東西南北
    中国は社会主義によって、人民服を着、日本は資本主義で和服を着たが、インドはどちらも、かわまずサリーをきた。
    ガンガー 沐浴 口をすすげば罪はきえ、遺灰を流せば輪廻解脱が叶う。
    ヒンドゥー教リンガ(ちんこ) ドウティ
    ミトゥナ教   アクバル帝 5千人のメカケ 
    →ヒンズー教徒に対して、イスラム教に改宗を強要したり、シズヤ(人頭税)を復活。
    帝国の先兵を担ったラージュプート族にもイスラム教スンニ派への改宗を強要し、従わねば弾圧。
    インド中部のシヴァジー率いるマラータ族と戦争し、インドの大半を制圧するも、傲慢なやり方で帝国を衰退させた。

    人間チェス 小学生高学年ふうの疑問 ペダンチック 半径3メートルの実感

  •  日本人のヨガの達人で40センチ空中浮遊できる人物がいる。その人物「成瀬雅春」をググッて見ると、確かに空中に浮遊した画像がでてきた。現在はなぜかしらないがやってないらしい(なぜ? そこでふと、ジェット機を消したマジシャンのことを思い出し、ググってみたら、その種あかしは「全員サクラ」とあった(笑 しかし、インド旅行で椎名誠も会えなかった空中浮遊するヨガの達人はきっとインドの山奥に住んでいると信じたい。

  • 2017.8.10読了

  • また、インドに行ってみたい。ちらっと行ってみたが、これは一筋縄ではいかないなと心の底から感じた。

  • サリーを着てる女の人がとても綺麗。テレビで見たけど、今の若いインドの女の子はサリーを着るのはダサく感じるらしい。洋服のほうが好まれるのだとか。端から見ると、サリーはすごく素敵で私がインド人だったら毎日着たいと思うが。

  • インドに行ってみたくなった。

  • 中学の時に読みました。インドに興味はあるけど、用事がないから行かないなあ、という自分の代わりに行ってくれた感じ。
    インドの雰囲気が軽く楽しめました。文庫本でも写真のカラーページがいっぱい入っていて良い。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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