インドでわしも考えた (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087492934

感想・レビュー・書評

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  • 普通のインドの旅本ではなく、これはマニアックかつ、体当たり感が読んでいてワクワクする作品。

  • 難しいことを考えずにインドを旅している姿がおもしろい。
    したたかなガイドたちやあやしいヨガ行者に振り回されているところが、いかにも日本人観客っぽい。

    またインドに行きたいなー

  • この本が流行ったころに読んだ記憶が。このたびインドへ行くことになり再読。その頃と今のインドは、経済状況などだいぶ異なるけど、およそこの本の雰囲気通り、ゆるい&ちゃっかりのインドだった。現地の日本語が話せるガイドさんの口調はこの本の通り。覗いた学校ではヨガの授業なんてあってビックリ。さすがに空中浮揚はしてなかったけど。

  • 1996年12月22日読了。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    インド人は老若男女、朝晩カレーを食べているのだろうか?カースト制度は今もなお生きているのか?なぜターバンをまくのか、そして女性はサリーしか着ないというけどホントか?以上の3大?の真相を求めてシーナ部隊はインドに飛んだ。静寂と喧騒の渦巻く混沌の国を半径3メートルの実感で進む面白リアリズムの人間紀行。カラーたっぷり文庫。

    インドのにおいって甘いのね。カレー=味噌汁説いただきました!うん、それならとってもよくわかる。
    子供たちの笑顔が美しいこと。
    そしてお魚が食べたれなくなる気持ちもわかります。

  • 初版は1988年だそうで驚きました。
    最近の本かと思いながら読んでました。
    (文章が昔っぽくない)
    写真がふんだんで、インドの様子を生き生きとした文章で伝えてくれました。
    観光ガイドなんか読むより、雰囲気を知るのにはずっと役立つんじゃないでしょうか。
    インドにそれほど興味がなくても、純粋に読物としても面白かったと思います。

  • 文章は作者の人柄(?)がでてておもしろく読めました。
    ただいかんせん20年ほど前の本なので最近の情報としてはもう古いかも。

  • インドの本はたくさんあるけれど、著者によって視点が違うからおもしろい。ついつい手にとってしまう。この本は椎名さん色のインド本。

  • インドは行ってみたいと思いつつ。

  • インド旅行者のバイブル(らしい)「深夜特急」の椎名誠さんが、インドとはいかなる国であるかを、その国民と触れ合いながら感じたままに綴――

    ――たりする本ではなく、「最もインドらしいもの」=「3mくらい浮かぶヨガの達人」を一生懸命捜し歩くっていうおもしろ珍道中。
    お気楽ご気楽にインドの大都市をめぐって、ご飯とお酒とお土産を堪能しているだけ、ですが、それでも不思議と、インドの街々の情緒が伝わってきます。
    確かに、インドの人達って、この本に出てくる通りでした。
    妙に良書です。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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